75話 ページ27
オ「私の指導不足を、見かねての指名か、…あえてかつての名を出して、指名をしてきたという事は、…怖ぇ怖ぇよ…」
「はぁ…。別に貴方の指導不足じゃないと思いますよ…」
オ「そ、そうかい…」
震えだしたオールマイトを見かねて、俺はそう言う。
いや、もうちょっと、見てても良いんだが。俺はそこまで酷くないし。
ってか、いつまでも震えられるとうざいし。←
オ「とにかく…、君を育てるのは、本来私の責務なのだが……、折角のご指名だ…。存分にしごかれてくるくく…くるといィいィィ」
「ふーん。…えぇ。是非…(勿論行かせていただきますよ)」
これから、起こる事を思い出しながら、俺は楽しそうに笑う。
それをある事を思い出したように、振り返ったオールマイトに見られて…。
オ「あっ、そうそう！…何か、随分、楽しそうだね…」
「ん？そうですか？」
オ「そうだよ。まぁ、楽しむに越した事はないけど…。君のもう一つの個性の事も伝えといたから」
「はっ？」
オ「だって、伝えとかないと…。隠したい気持ちはわかるけど…」
“職業体験で必要な事だから”
って言われて、俺はハッとして、ため息をつく。
「はぁ…。わかりましたよ(信じてみるか)」
オ「またため息…。あまりため息をつくと…「話は終わりですか？じゃあ、俺は行きます」…また遮った？！…君って本当は私の事嫌い？」
そう言って、オールマイトが落ち込む。
俺はそれを見て、面倒くさ！って思いながらも…。
「別に嫌いじゃありません…」
オ「じゃあ！」
「でも、すごい好きってわけじゃないですし」＜ズバッ
オ「…君って本当はっきり言うよね。そっか(それもそれでショックなんだけど)」
「…職業体験。頑張ってきますよ。期待に応えられるように…」
そう言うと、オールマイトは、少し嬉しそうに笑い…。
オ「あぁ！！たっぷりしごかれてきな！！」
「えぇ。…オールマイトも早く帰って下さい。…時間がもったないので…」
オ「君って、案外相澤君と変わらない？！案外合理的だったりする？！」
「…違いますよ…(あの先生と一緒にしないで欲しい)」
そう言いながら、俺はオールマイトと別れた。
さぁ、職業体験の始まりだ！！
楽しみだな〜！！
〜職業体験当日〜
さて、職業体験当日になった。
どこかの駅のようだけど、ちょっとわからないな…。
ってか、やっぱ、この雄英の制服ですって感じだから、目立つし。めっちゃ見られてるし。
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鈴鹿 - とっても面白いです。続きを楽しみにしてます。 (2021年8月21日 19時) (
レス) id: 2e973fc2c9 (このIDを非表示/違反報告)
鈴 - 好きなので続き見たいです！！ (2021年7月6日 14時) (レス) id: ac54deaa0c (このIDを非表示/違反報告)
ピース - グラントリノがオールマイトに緑谷がトリップ者って言うか言わないかが気になる (2017年7月30日 4時) (レス) id: ee81269ef6 (このIDを非表示/違反報告)
黒宮霧月(プロフ) - ツッキー本体は眼鏡さん» おお？！ありがとうございます！！教えてくれてすいませんでした！！ (2017年6月23日 13時) (レス) id: 2026e05a9b (このIDを非表示/違反報告)
ツッキー本体は眼鏡(プロフ) - 体育祭のところ先生じゃなくて宣誓では？ (2017年6月23日 0時) (レス) id: ada14fc3d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒宮霧月 | 作成日時：2017年4月28日 18時
