黄緑担当です。4

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みっきーから風船を受け取り、

「ありがと〜」と嬉しそうに
風船を貰う女子高生。

「なんでぇ？！嘘つきじゃん！！」と
言うぴーちゃんを

無視してなっきーとみっきーは
手を振っていた。


「ハハッ！！

あの子は顔面が可愛いから
３００円だよ。」


「HAHAHA☆

圧倒的顔面偏差値って
こういうことだよ」


なっきーとみっきーの言葉に

ぴーちゃんは素になって
「wwwwww」と笑っていた。


すると次は明らかにオタクな男の人が

「あの〜風船ください」と
なっきーとみっきーに聞いている。

するとなっきーは

「あっ…はい。１００万円です。」と
ハイライトが無い目で言って、

みっきーもハイライトを無くして
「１００万円ください。」と

片手に風船を持って、
もう片方は男性に手を出していた。

「はい」と１００万円を
なっきーとみっきーに渡すと

二人は「ありがとうございます。」と
お礼を言った。

その光景を見ていたぴーちゃんは
驚きを隠せず、

「えぇええ？！」と大声を出していた。


「さっきの可愛くなかったからね
これくらい貰わないと」


「wwwwwww」


「ちょ、なっきー、俺の分は？」


─────────────


「あれ？ジャーキー何してるの？」と
ぴーちゃんが不思議そうに

着ぐるみを脱いだジェッキーに問う。

するとポッキーをタバコのように

持ちながら「あ、ごめん休憩してた」と
振り向いてそう答えた。

するとまたぴーちゃんの笑い声が聞こえた。


「ジェルくん、困るよ〜
奥でやってもらわないと〜」


「すんません」


「ここで、ちょっと
タバコ吸うのやめて？」


着ぐるみの頭の部分を外して

ジェッキーに注意する
なっきー改めななもり。

そんな光景をぴーちゃんと
もう良いかと思ったのか、

着ぐるみの頭の部分を取った
みっきーは半ば呆れて見ていた。

すると何か違和感に気付いたのか

「あれ？ジェルくんじゃん。」と
言うぴーちゃん。

少しだけ沈黙が訪れた。


「真実を知ってしまったね

真実を知ってしまったからには
僕は元の世界に戻らないといけないんだ」


ジェッキー改めジェルの言葉に
ぴーちゃんは「急展開。」と言う。

みっきー改めきみはジト目で
「草。」と言っていた。


「さよ…なら…」


とUFOへ戻るジェルに
ななもりときみは

泣きそうになりながら
ハンカチをジェルに向かって振っていた。

ぴーちゃんも手を振っている。

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