黄緑担当です。4

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「きみくんがすとぷりに入って
動画見た瞬間一目で分かった


歌も投稿されて、

歌い手になる夢が叶ったんだなーって
俺、すっごく嬉しかった


それに曲の歌詞が作れるのって
すごいなーって思ってる


また何かの場で会えないかなって
ずっと思ってた


莉犬くんからサプライズの話を聞いて
本当にビックリしたよw」


「あ、ありがとうございます…

俺も最初は驚きましたけど、
すっごく嬉しかったです……」


ペラペラと俺の事を話す
うらたさんに何だかこっちが恥ずかしい。

言葉とか変じゃないよね…？

そう思っていると、うらたさんは
俺の方を向いて、目と目が合う。


「きみくんと会えて嬉しかったよ」


「……っ！」


俺の目にはまた涙が流れる。

うらたさんは驚いたような顔をして

「え！？ご、ごめん！
泣かせるつもり無かったんだけど…」

と慌てている様子だ。

俺は泣きながらがらがら声で

「ずいまぜん…っ」と謝った。





「またきみくん泣いてるんだけど…」


呆れたような顔をしてころちゃんが言う。

そんなころちゃんに莉犬くんは

「あはは…しょうがないよ」と
苦笑いをしながら言っていた。

「それぐらい憧れの人だったんですよ」と

るぅとくんは眉を下げて
微笑みながらそう言った。


「何か俺も泣けてくるなぁ…」


「なーくんが泣いて
どうするんですかw」と

ジェルくんは俺に笑いながら言う。


「だって、きみくんがうらたさんと
こう話しているのを見ると、

やりがいがあったなぁって…」


そんな俺にさとみくんは
笑いながら

「気持ちは分かりますよw」と
俺に対してそう答えた。

「僕たち何時までいるの？」と
ころちゃんが面倒臭そうに

俺たちに言ってきた。


「後30分はいようか」


俺の言葉にころちゃんは
やれやれとでも言うように

「本当にしょうがないなぁ…」と

何処か嬉しそうに呟いていた。

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