黄緑担当です。4

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*


そして文化祭当日。

「ききききき、緊張するな…」と
ジェルが言う。

ころんも緊張なのか猿になって
「うき…うききぃ！！」と言っていた。

そんな二人に莉犬は
「大丈夫ですよ！」と安心させる。

さとみも「たくさん練習したしな」と

言うとるぅとは「そうだ！」と
自信満々に答える。


「今日の僕たちは最高ですよ！

きみくんの歌詞もいい感じに
まとめられていたし…！」


「るぅと会長の作った曲も良かったよ！」


ワイワイと騒ぐ皆にななもりは

「よし、じゃあみんな集まって
円陣組も！」と言うと、

6人はななもり中心に集まった。


「絶対勝つぞーーー！」


ななもりの言葉にみんなは
「おおおおお！」と大声を上げた。


「えー続いては、
スペシャルワンマンライブ

歌うのは…
すとろべりーぷりんす！」


────────────


「生徒会長！」


「どうした莉犬！」


「こないだの文化祭のライブが大好評で
うちの学園の人気が急上昇しました！」

と莉犬が言うとるぅとは嬉しそうに
「本当か？！それはよかった！」

と安心していた様子だった。

ころんも「やったあああ！」と
喜んでいた。


「ですが…あまりに評判がよくて…

本当にライブ会場でライブしてくださいって
声がたくさん来てるんです！」


すると生徒会室は空気が静かになる。

莉犬は
「まあさすがにね…そこまでは…
できないですよね…」と言う。

ころんも「ぐぬぬ、、」と呟いていた。

生徒会室からは沈黙が集まる。


「やるぞおおお

今すぐジェルななもりきみさとみの
ところにいくぞおー！」


ころんと莉犬を無理矢理押しながら
四人の居る教室へ行くるぅと。




「ライブ大成功だったね」と
遠井が言うとジェルは

「ほんとよかったよ！」と
嬉しそうな様子だった。

「最高だったな」とさとみも
満足しているようで、

「これで学校も続けばいいね」と
ななもりも喜んでいた。

きみも嬉しそうに
「またやりたいなー」と呟いていた。

するとるぅとがやって来て

「お前らライブに…
行くぞお前らあああ」と言って

戸惑っている様子の四人を連れて
教室から出てしまった。

一人残された遠井はふふ、
と笑いながら

「がんばれーみんな！」と呟いた。

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