黄緑担当です。

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*


「前にエゴサしてたらさ。
俺のアンチなのかもしれないけど

『きみって他の奴と比べると
そこまで個性無くね？』っての見付けて…

気にしないでおこうとしてたんだけど
やっぱり気になっちゃうんだよね……

確かに俺金魚好きって事しか
取り柄ないなあって思って…

俺自身成長してるのかな…？」


「きみくん…」


こんな弱気なきみくんを見たのは
久しぶりだった。

確かすとぷりに慣れ初めて
ちょっと経った頃に

こうやってきみくんが
弱音吐いてた事があった。


「俺って本当にすとぷりに必要なのかな？」


「……っ！」


か細く震えた声で衝撃な言うきみくん。

そんなきみくんの表情は

すごく悲しそうな表情だった。


―――――――




「…っ！」


カーテンの隙間から見える光に
思わず顔をしかめる。

……夢？

…俺、何の夢見てたっけ

不意に目を擦ろうと指を触れる。


「……あれ？」


何で俺こんなに涙を流してるんだろう？




――――――

追記…視点は全て莉犬くんなので、

最後の泣いているシーンも

莉犬くんになっています。

分かりにくくてすいません…！

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