黄緑担当です。 (ページ30)

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「おいころん！！おせえんだよ作業が！
しっかりしろや！」

「すいません会長…！ぐぬぬぅ…」

一方生徒会ではその役員一人の
断末魔が響き渡っていた。

「さて！最近調子に乗ってる学生が
いるわけだがころん！！

何をするか分かってるか？！」

生徒会長のるぅとがころんに聞いてみる。

ころんは言葉を濁して
「あえ…ああ…え…」と言っている。

「ちゅぅ…あ、注意ですか？」

「違うわクソ猿！」

「すいません…！」

「注意なんて生易しいものじゃない
我々生徒会は奴らを始末するんだよ」

始末するために燃えているるぅとに

ころんは「へえぇぇー…」と
興味無さげだった。

「副生徒会長莉犬！
調子に乗ってる不届きもの４人の情報を
読み上げてくれ」

るぅとの声によって現れた
副生徒会長莉犬は言われた４人の情報を
読み上げていった。

「はい！まず一人目！
乙女ゲームという概念を破りまくり！

暴れに暴れまくる
自称最強エンターテイナー！

「ジェル」」

「二人目！

自ら部活を立ち上げたくせに
部員が一人しかいない金魚溺愛者！

「きみ」」

「三人目！
イケボでゲームが上手いのに
うんこが…

wwwww」

「おい莉犬何笑ってんだオイ！」

我慢できなくて笑ってしまい、

るぅとに怒られ、
「すいませんww」と笑いながら謝る莉犬。

「オイ！！」

「すいませんw 」

「やる気あんのか！」

「すいませんwww」

気を取り直して三人目の情報を
莉犬は読み上げていく。

「三人目！
イケボでゲームが上手いのに
うんこが大好き！

最強脱糞ゲーマ！

「さとみ」」

「四人目！
ありとあらゆる人間をまとめ上げる！

最強のカリスマキング！

「ななもり」」

４人の情報を読み上げた莉犬は

「彼らが今回の始末する
ターゲットです！」と付け加える。

「子供じみたやつらですので
皮肉として「大人組(＋α)」と
名付けましょう！」

「ふっふっふ…大人組…いいね…
やつらを完膚なきまでにたたきのめすぞ

分かったかお前ら！！」

るぅとの言葉に莉犬は「はい！！」
と元気よく返事をする。

しかしころんは「は、はい…」と
あまり元気ではなかった。

「ころん！返事が小さい！」

「はい！」

「もっと！！」

「はい！」

「うるせえええ！」

「えええ…」

るぅとの理不尽さにころんは
何も言えなかった。

「さあ…見せつけてやろうか…
我々生徒会の恐ろしさを…

ふっふっふ！ふっふっふ！
ハッハッハッハ」