27.私達のしたいこと ページ30
そして週末!
私とユウとリクくんとヒドイン二人組はカイトの家の前に集まった。
リクくんの私服初めて見たけど、シンプルでカッコいい……背が高いからすごく似合うなあ……
「ん?どうしたの……?」
あんまり見つめてたから気づかれちゃった。
「ううん、なんでもないよ!」
とりあえずごまかす。
「そろそろかな……」
ユウが玄関の前を覗う。
するとカイトが家から出てきた。
「うっす、よく来たね!」
「おはよう、カイトくん」
姫野さんこれでもかって程胸元が強調されてる……しかも自覚してないらしいよ!?
「まあまあ、皆上がりなよ」
________________________
「わあ、素敵なお家ね」
「広いね……!」
「へえ、大きいな!」
姫野さんに西園寺さんにリクくんは初めてだから、驚くのも分かるよ。
「さ、こっちにねーちゃん達が待ってるよ」
家族に挨拶を済ませ、皆でカイトについて行って奥の部屋に入った。
「「「「こんにちは!/はじめまして」」」」
この人達が旧占ツク部の皆さんだ!
「まずは自己紹介からだね!」
カイトのお姉さんは言った。
「私がカイトの姉です。小説が好きなんだ!」
笑顔がとても素敵だ。
「私はレイ。小説とフローチャートをしているわ」
クールっぽいけど、頼れそう。
「サヤカといいます。エッセイを……書きます」
物静かな感じ?
「あたしはアカリ!検定やってるよ!」
活発そうだなあ……
「皆のことは聞いているから、聞きたいことどんどん質問してね」
カイトのお姉さんがそう言ってまた笑顔を見せてくれた。
「あ、あの!」
「西園寺さん……だよね?どうぞ」
「どうやったら占ツク部を正式な部活に出来ますか?」
「うーん、それは難しい質問だね……」
旧占ツク部の4人は顔を見合わせる。そして、
「……あなた達は何をしたいの?」
レイさんだ。
「何をって……」
口ごもる西園寺さん。
「まずはそこからね。目標とか、皆で決めるの。部活って、そういうものじゃない?」
なるほどと頷く私達。
「まあ、正式な部活として認めてもらうのが全てではないと思うけどねー」
アカリさんがそう呟きジュースを飲み干す。
「でも、皆の気持ちは分かります」
サヤカさんは私達を見ながら言う。
「目標か……」
ユウは自分の頭の中で繰り返すみたいに呟く。
私達の……したいこと……
ラッキーキャラクター
如月ちゃん(夢主)
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諸星夢月(プロフ) - アルゴンさん» ありがとうございます! (2018年8月11日 14時) (レス) id: 222891f609 (このIDを非表示/違反報告)
アルゴン - 面白いです!これからも頑張ってください( ^∀^) (2018年8月11日 11時) (レス) id: 1a9de2f6b0 (このIDを非表示/違反報告)
諸星夢月☆こみゅ行けません(プロフ) - しぇるんさん» ありがとうございます!テストで更新が滞っていますが、もうすぐ再開するので西園寺さんの活躍にもご期待ください! (2016年12月4日 9時) (レス) id: acc2a9a5be (このIDを非表示/違反報告)
しぇるん(プロフ) - 面白いです!!そしてヒドインだけど西園寺さん好きですw更新待ってます! (2016年12月4日 9時) (レス) id: ac3cde1086 (このIDを非表示/違反報告)
諸星夢月☆こみゅ行けません(プロフ) - あいさん» ありがとうございます!前からずっと温めていたストーリーなので嬉しいです(o^−^o)色の変え方は私も他の方の配布CSSを借りているだけなので、よく分からないです。「CSS」で検索すると、分かりやすく説明している作品もあるようですが……。お力になれず申し訳ないです (2016年11月22日 17時) (レス) id: acc2a9a5be (このIDを非表示/違反報告)
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