お手並み拝見 ページ15
Aside.
俺たちは五条とのバトルのために呪術高専の運動場に出ていた。
悟「怪我しても知らないよ〜?」
『はっ、その余裕の笑みが崩れるのが楽しみだわ』
傑「危険だったらすぐ止めるからね。よーい、スタート」
傑がそう言うと同時に、五条は術式を発動して呪力を指先に集中させる。
無下限呪術……
十年後の時よりは多少劣るが、今でも相当な威力だろうな。
さあて………これに耐えれるかどうか。
俺はどんな攻撃がきてもいいように身構えた。
悟「術式反転「赫」」
五条の指先で練られた赤く光る呪力は、俺めがけて一直線に放たれた。
速さが異常だ。避けられるはずがない。
まあ、元々避けるつもりもないけど。
「赫」が俺の体に触れる。
その瞬間、赫は弾かれて分散し虚空へ消えていった。
それと同時に、身に纏っていたものがバリンっとガラスのように音を立てて割れる。
……お父さんの呪いだ。
俺を守ってくれていた呪い。
赫の威力が強すぎて、呪いが祓われてしまったみたいだ。
悟「で?オマエを覆っていた呪いみたいなのは祓った。これでも続ける?」
『ははっ、全く問題ないよ』
五条は俺の戦える術がこの呪いしかないとでも思っていたのだろう。
幸運にも、親に恵まれたもんでね。
悟「……やっぱオマエ、初めて会った時より呪力が多くなってるよな?」
『あぁ、呪力切れしたこと?』
悟「オマエが意識を失ってから五日間。オマエが空から落ちてきたって言う場所を灰原に教えてもらって、実際に行ってみたんだ。そしたら何があったと思う?」
『何かあったのか?』
悟「いや、何もなかった。残穢すらね。本当は無下限なんて使ってないだろ?そんな大量の呪力を何に使ったんだ?」
………五条、意外と勘が鋭い。
確かに、呪力を使ったのは10年後の元いた時空でのことだ。
『………お前が知る必要はない。まぁ、そうだな……俺に勝てたら教えてあげるよ』
悟「へぇ、言ったな?なら遠慮なく行くぞ!!」
また術式反転「赫」を使うようだ。まあ、「蒼」よりも便利だもんね。
だけど、俺の術式には勝てない。
―――――――
すみません、まだ公開してはいけない話を公開してしまいました。
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こなた(プロフ) - 望さん» ハァア……ッ!!!!とても熱烈なコメントありがとうございます〜!書く時の励みになります……早くお話をお届けできるよう頑張りますね!! (2021年5月5日 10時) (レス) id: 8db0300427 (このIDを非表示/違反報告)
望(プロフ) - 夢主くんの夏油傑しか勝たんとまでは行かないけど……全部引っくるめてサマーオイルが好き!!!!アッ…ニセハオコトワリデス!!!! (2021年5月4日 10時) (レス) id: 64f1bce536 (このIDを非表示/違反報告)
望(プロフ) - あ…ヤバ…気付かないで何周かしてた…(汗)面白さは初見と変わらん…だと!? (2021年5月4日 10時) (レス) id: 64f1bce536 (このIDを非表示/違反報告)
望(プロフ) - 文章の流れとか!キャラ同士の会話とか!ストーリーの流れが大好きです!!!自分の好みにどストライクです!!!毎日見ていられます!!!本当にそれくらい好きです!!!!!!!!!! (2021年5月4日 6時) (レス) id: 64f1bce536 (このIDを非表示/違反報告)
こなた(プロフ) - 憑喪姫さん» あ設定のところこなたになってましたよね、すみません。名前は固定じゃないので安心してください。教えてくれてありがとうございました! (2021年3月24日 18時) (レス) id: 8db0300427 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こなた | 作成日時:2021年1月25日 7時