お、驚いた..... ページ1
和服の少女に出会った。それも、同じ孤児だという。
その子は初めて会ったとき、僕の方に振り返った。
電車で再び会った時、そのとき彼女は爆弾を抱えた。
そのとき僕は助けた。
電車の人たちを無事家に帰せたら、生きる資格になるだろう、と。
それに、なにより 目の前の子を助けてあげたかったから。
その子を、「きれいな子だな」と思った。
本当に、きれいだと思った。
彼女は、きれい好きだから。
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敦視点
敦「....鏡花ちゃん?」
鏡「なに」
敦「もう、、いいんじゃない?」
鏡「だめ」
敦「もう十分きれいだと思うよ?」
鏡「まだきれいじゃない」
敦「そ、そう」
吃驚したなぁ...ここまでとは..
普通、ここまでしない。たぶん。
寮の中。まずは雑巾がけ。手袋は忘れず。
窓ガラスももちろん拭く。どこで調達してきたのか、掃除用アルコール、モップ、レモンが置いてある。鏡花ちゃん曰く、水拭きするとどうしても鱗状の跡?みたいなものが残るらしく、レモンを後に使うときれいになくなるらしい。愛用のレモンなんだと。
廊下。階段の手すりは消毒液で念入りに。
そしてすべてモップで塵1つ残さない。
鏡「ちょっとそこいい?」
敦「あ、ごめん」
とりあえず、掃除に対する執着がすごい。
その他、菌に関することは厳しい。
果物などのなまものは、なんであろうと良い顔はしない。
1度、火が通っていないものを見て、バーナーであぶろうとした。
それからとめられ、今は鏡花ちゃん専用のアルコールランプがある。
これから鏡花ちゃんと過ごすけど、大丈夫なんだろうか.......
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はら - オリジナルフラグをちゃんと外して下さい。違反行為なので更新前にちゃんと確認して下さい (2018年5月22日 17時) (レス) id: e4c314fb13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:asimo | 作成日時:2018年5月22日 16時