過去4 ページ16
「蒼月どう反応して欲しい？？」
「は？？」
美桜は何を言ってる？？
笑顔で美桜は、問いかけた。
まるでこの世界には、二人しかいないみたいに。
俺がそう思った頃美桜が俺にまた問いかけた。
「私にどーして欲しい？
蒼月は、私が同情しても、同情しなくても傷つくだろう？」
あぁ、彼女はすべて分かってるんだ。
俺の気持ちを分かっていたんだ。
だから、俺は自分の気持ちを美桜に伝える。
「同情なんかしなくていい。ただ、俺のこと裏切るな、そして、俺の仲間を裏切るな」
俺の言葉に美桜は、嬉しそうに頷いた。
あぁ、彼女は信用できるんだ。
俺の氷のようにとがったこころが少し少しだけとけたような気がした。
蒼月Side終了
美桜Side
わたし、蒼月の過去を知ってしまった。
人の弱い部分を知るのは、すごく責任を背負わなければならないことだと思ってる。
だからこそ、蒼月の話に私は同情しなかった。
同情じゃなくて私は、蒼月達を裏切らないと約束した。
それが、責任を負うという事だと思ったし、私自身もそうしたいと思った。
「美桜ちゃん早く戻ろっか？そろそろあいつらが気付く頃だから放送使われたら嫌だろー？」
「あぁ、いこ。」
私は、蒼月達を裏切らないと約束し、蒼月の隣に肩を並べて歩いた。
前までは、離れていた距離が少しだけ縮まった気がした。
おーい美桜至急生徒会室に来い。
くそ！
なんだよ。
今明らかに良い感じで終わると思ったのによ！
結局かよ。
「美桜ちゃんいそご？」
まぁ、こんな新しい日常も悪くないかもな。
私の自由を楽しもうじゃないか！
「おう！いこ！」
「おそい。どこ行ってた？心配しただろ？」
満月が険しい顔をしてる。
周りを見渡せば、蒼月以外の奴らの顔もいつもと違う。
そんなに心配することか？
ただでさえ、心配さ慣れてないのに、調子狂うじゃん。
「はいはい。済みませんでしたね−。次から気を付けるから、心配するなよ。」
すると、怒ると思ってたみんなの顔がにやついていく。
「は！？きも！なんだよ！」
「美桜ちゃーん。まぁ、素直に言えって、心配されなれてないのって！」
「くそなんで知ってるんだよ！エスパーかよくそ！」
「みんな分かってるぜー」
「だから、なんでだよ！！」
「おまえさ、そんな素っ気なく言っても、顔が赤くなってたら、効果無いぜ？？分かりますかー？」
どうやら私の顔は、赤くなっていたらしい。
不覚。
「そうだよ！心配されることなんて、ないから。」
※続きます。
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神桜(プロフ) - 。。さん» すみません。これ二次創作じゃなくてオリジナルなんですが…？ (2019年2月6日 21時) (
レス) id: 9d19c0d904 (このIDを非表示/違反報告)
。。 - オリジナルフラグ外さないので違反報告します。注意されても外さない貴方が悪いし。 (2019年2月6日 0時) (レス) id: d3374bf6ad (このIDを非表示/違反報告)
零 - ストーリーがすごく面白いです！頑張ってください！ (2018年8月16日 10時) (レス) id: 78111af964 (このIDを非表示/違反報告)
retsuya-yuuta(プロフ) - 神桜さん» この作品は名前が固定の作品なのですか？自分の名前を入力しても自分の名前が出てこなかったのでお聞きしました。更新頑張って下さい (2018年1月15日 15時) (レス) id: f437c536c5 (このIDを非表示/違反報告)
神桜(プロフ) - もりやけろさん» ありがとうございます！！更新頑張ります！！(｀・ω・´) (2016年12月30日 12時) (レス) id: 8915cf4c6f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神桜 x他1人 | 作成日時：2015年12月14日 20時
