クールビューティは知っている

絶賛避難中 ページ7

立花「えーと、もう一回自己紹介を詳しくやるな。私の名前は、立花 彩。さっき言った通り、どの教科も全部取れる。強いて言うなら、国語が好き。一応よろしく。チビ、ナンパ、救世主、その場にいるだけで和みそうな奴。」

そう言った瞬間、笑い声が広がった。

若武「お前、今なんて言った？！」

聞こえなかったの？耳遠くね？

立花「チビ。」

若武「立花！お前！」

そう言いながら、こっちに飛びついてきた。避けたけど。

飛びついてきたチビは、私が避けるとは予想外だったようで、派手にこけた。

立花「何？漫才師なの？」

また笑い声が広がった。

小塚「ち、違うよw。若武はどっちかっていうと詐欺師だよw。」

へー、そうなんだ。とりあえず、あんた誰？

小塚「あ、僕は小塚だよ。理科と社会が得意で社理の小塚って言われてるんだ。」

社会と理科で社理ね。誰が考えたの？変わってるね。社理って言い方。

そんでもって、ナンパの名前は？

黒木「俺は、黒木だよ。特に得意教科はないかな。趣味は、コネ集め。」

ふーん、コネクションねー。あんたも変わってるね。

んで、次は救世主。

上杉「俺は上杉。」

ふーん、ってそれだけ？つまんな。

小塚「えっとね、上杉は数学が得意で数の上杉って言われてるよ。」

ナイス。小塚。やっぱいるだけで和む。

最後にチビ

若武「俺は、kzの将来を背負ったエースストライカーの若武 和臣様だ！」

修飾語が見事にウザい。

小塚「若武はね、いつもテストに波があるから、ウェーブの若武って言われてるんだ。」

へー、個性的な奴らしかいない。

詐欺師なんかに引っかからない→←特別教室　久しぶりにほんのちょっとりめいく

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す