3つ目の悲劇 ページ21
作者復活!
これからはたくさん更新します!!
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立花「ねえ、歩いたは良いものの、どうする?」
若武「うーむ、もう危険が及ばないように近くにいながら行くか。」
上杉「それで何か違和感を感じたりしたら叫べ。すぐに助けに行くからな。」
うん、そうしようか。
でも、歩いても歩いても、全く進んでる気がしない。
真っ暗だし、同じところをグルグルしてるみたい。
でも、翼がいないと明るくできないし、匂いで場所も分からない。
さあ、どうしようか。
そう悩んでいると、何か寒気がした。
それと同時にとても嫌な予感がした。
立花「みんな!嫌な予感がする!気をつけて!!」
私は叫んだ。
若武「分かった!ってなんだ?!」
若武の声が響く。
若武!
私たちは近くにいる若武を掴んだ。
何か強い力が若武を引っ張ってる。
でも、負けずに私たちも若武を引っ張る。
少ししたら、諦めたのか若武を引っ張るのが止まった。
若武「あー、ここで人生が終わるかと思ったぜ。ありがとうな!」
若武はカッコいい顔で笑った。
私はその顔にうっとり。
とてもかっこよかった。
そう、うっとりしてるもつかの間だ。
また嫌な予感がした。
立花「みんな危ない!!」
そう叫んだが、もう遅い。
黒木「なんだ?!」
次のターゲットは黒木君だった。
助けようとしても、若武を助けたという安心感で、私たちは身構えができていなかった。
その間に黒木君の声は聞こえなくなっていた。
立花「く、黒木君……?いるよね……?」
返事がない。
砂原「チッ!黒木もやられた。」
いつにもなく、翔が苛立っている。
みんなが、どんどんいなくなっていく。
どうしよう?!
若武「おい、アーヤと砂原と上杉はいるか?」
静かな口調で若武が話し始めた。
立花「わ、私はいるよ。」
砂原&上杉「俺も。」
若武「分かった。それじゃあ行くぞ。」
若武は歩き出す。
砂原「お前、これでも行くのかよ!どんなに対策をしても結局はみんな消えてくんだ。これ以上、誰も失いたくないんだよ……。」
翔は弱々しい声で言った。
翔……。
私もこれ以上、みんなに消えてほしくない……。
若武「だから行くんだよ。消えてほしくない。その思いがあるから行くんだ。」
え……?
若武「まだ、小塚も美門も黒木も全員生きてる。あいつらがここで終わるわけないんだよ。だから、助けに行くんだ。誰がなんと言おうと、俺は1人でも行くぜ。だって…
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あき@草売り大魔王(プロフ) - 未胡成さん» ありがとうございます!そう言っていただけてとてもうれしいです!今までこの作品を見守ってくださってありがとうございました! (2020年4月9日 7時) (レス) id: 8824d19027 (このIDを非表示/違反報告)
未胡成(プロフ) - 完結おめでとうございます。とても面白かったです! (2020年4月8日 23時) (レス) id: 1aec104bc7 (このIDを非表示/違反報告)
あき@草売り大魔王(プロフ) - 彗さん» ハンドパワーだ← 少なくとも頑張れ!(( 根性だー(棒) (2020年4月8日 21時) (レス) id: 8824d19027 (このIDを非表示/違反報告)
彗(プロフ) - あき@草売り大魔王さん» 書く気が出るほどの事起こんないかな← (2020年4月8日 21時) (レス) id: 70bbe6910f (このIDを非表示/違反報告)
あき@草売り大魔王(プロフ) - 彗さん» 書く気を出すんだ!ファイト〜!← (2020年4月8日 16時) (レス) id: 8824d19027 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あき@草売り大魔王 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp
作成日時:2019年6月29日 19時