私の魔法は知っている

彩の日常 ページ5

どうも。

私はさっきの話でも説明したけど、立花 彩です。

私は、小さい頃から魔力が強すぎて親に捨てられた。

他の人からも、怖がられていた。

だから、私は召喚魔法でいろんな動物を呼ぶの。

そうしたら寂しくない。

でもね、私が怖い奴ってことを知ってて、私に近づいてきてくれた人がいたの。

その人の名は、砂原 翔。

今では、幼馴染みで、一番信頼している人。

翔も、私と同じように、捨てられたんだって。

魔法が強すぎて、お互いに困っていた。

でも、ある日、通りすがりの人が私たちに赤い仮面をくれたの。

魔力を抑えられるんだって。

初めは疑っていたけどつけてみたら、本当に魔法が収まったの。

これで、人を傷つけないし、怖がられない。

でも、つまらないんだ。

だから、私たちは魔法学校という、魔法について困っている人たちが通う学校に行ってみることにしたの。

魔法に困っているっていうのは、例えば、私や翔のように、魔力が強すぎたり、危害を加えてしまう恐れがある人や、逆に弱すぎる人などのこと。

今日は、初めて行くんだ。

その学校に。

もちろん、翔とね。

さぁ、準備しよ。

クラスメイト→←魔法とは？

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す