FLOOR3@K ページ3
俺は煩く響く心臓を落ち着かせたくてビールを口に含みゆっくりと喉に通す。
音楽に脳内を支配してほしくて歩き出し人が溢れかえるフロアに向かう。
K『あ、ごめん!』
誰かにぶつかってしまい少し大きめの声で謝る。
女1『すみません!』
さっき藤ヶ谷と話していた。
服装は清楚だけど明るそうな可愛い子。
あ〜そりゃあいつも口角あがるわ。
可愛いもんな。
狙ってたりすんのかな?
連絡先聞いたりしたんかな?
嫌、、だ、な。
K『大丈夫?ごめんね。
、、、あっちで少し話さない?』
俺だってモテる、実際。
別にイケメンとか芸能人とかなら誰でもいい的な、そーゆうのは近づいて欲しくない。
大切だから好きだから。
ほんとは俺以外触んなって思う。
俺の中の欲望は歪みきっている。
自分でも怖いくらいあいつが、好きなんだーーー
女1『あ、はい///』
なんだ。この反応、やっぱあいつじゃなくてもいいんじゃん。
K『ごめんね、急に。
なんか、あの〜ほらっ。可愛いなぁって。
後で声かけてりゃ良かったって後悔したくないじゃん?』
女1『...///え、あ、ううん。ありがとー。』
K『照れてる?可愛い。なんか飲む?もう少し話したいんだけど!もし良かったらだけどね〜』
女1『本当?飲む。私も、、、お話したい///』
あーあ、何話そうかな。
別に対して話したい事とかねぇー
どうしようかなー
女1『〜でね、私も〜なんだー。でさぁ〜、、、』
適当に笑顔で話を聞く。
そういや藤ヶ谷まだいんのかな、、、
なんて探しだしたらすぐ見つかった。
しかも目が合って動揺する俺。
いったん視線逸らして、戻す。
また。見てる?睨んでる?
うわー睨まれてるのに嬉しいとか俺ほんとどんだけだよありえねぇだろ(笑)
藤ヶ谷の視界の中心にいるのが俺ってゆうだけで興奮してしまう。
もっと、その目にうつして。
俺だけを捕らえて離さないでくれよ。
そんな俺を現実に引き戻したのは
女1『ねぇ、大丈夫?さっきからぼーっとしてるよ?』
あ、忘れてた。
視線は藤ヶ谷から外さないまま
その子の耳許に顔をよせる。
K『ねぇ、さっき話てた男とはどうなったの?
さっきから気になって仕方ないんだけど。』
なんて思ってもない言葉を吐く。
藤ヶ谷の表情が歪む。
あぁ、何してんだろ俺。
でもそんな表情さえ俺だけに向けられたものだから、すごく嬉しいんだ。
本当、、、歪みすぎだろ俺。
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五味 あかり(プロフ) - こんばんは!あの、失礼だとは思うんですが、STAGE2@Fのところで、誘ってるの?って聞いてるサイドってあってるんですか、?失礼だとは思ったのですが、気になってしまい… (2015年6月19日 19時) (レス) id: b7257cab71 (このIDを非表示/違反報告)
たいちゅけxxx - URLありがとうございました!!…ヤバイ(//∀\\) 作者さん、北藤の小説出した方がいいですよ、本気で。もう才能ありすぎて…(´⌒`) もうファン以上のファンです!!北藤の小説もっと書いてほしいです!!藤北の小説終わったら…ぜひ期待してます♪ (2015年3月28日 22時) (レス) id: c0614ad42a (このIDを非表示/違反報告)
musa4(プロフ) - 未来さん» ありがとうございます!なんか私の中では北藤ばかり妄想してしまうので、、、(笑)次の機会があれば藤北に挑戦したいと思います( ^ω^ ) (2015年3月12日 17時) (レス) id: 3d7d1c198a (このIDを非表示/違反報告)
musa4(プロフ) - usagiさん» コメントありがとうございます!usagi様の小説いつも拝見させていただいてます( ^ω^ )ファンです←なんとか完結しました〜ありがとうございました! (2015年3月12日 17時) (レス) id: 3d7d1c198a (このIDを非表示/違反報告)
未来(プロフ) - 初コメです。凄く面白いです。でも私は、北藤より藤北の方が好きだから、ガヤが攻めでミツが受けの裏も書いてほしいですm(._.)m (2015年3月10日 9時) (携帯から) (レス) id: 546aa22f8e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:musa4 | 作成日時:2015年3月7日 0時