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FLOOR20@F ページ20

楽屋には北山と2人。
2人だけってゆうのはかなり久々で玉が出て行った後、緊張で北山方を向けない。



準備をしながらサラッと昨日のお礼を言った。

K『…あー、おん。どういたしまして』

素っ気ない返事に胸が苦しくなる。
はぁ〜。と大きくため息をついた。


K『藤ヶ谷って男もいけんの?』

なんだかイラついているような北山。





驚きすぎて声が出ない。

昨日のキス見られてたんだ。

最悪だ、
軽蔑されて終わるんだ。

ほんと、最悪。

もう、どうでもいいや。
なにもかも終わるならどうでもいい。


F『どうかな?どう思う?』

瞳がうるんでいるのが自分でも分かる。
でも強がって少し挑発的な態度で問いかける。

K『...俺が聞いてんだけど。』

F『いける。のかもね。ははは』

K『そ、、なんだ。』

あー終わったわー。

F『興味あるの?試してみる?





なんてねー(笑)』

からかうように言うと
北山が俺の腰に手をまわして
引き寄せられる

K『試させてよ。』

そう言って強引にソファに押し倒されて
口づけられた。









少し乱暴に俺の唇を貪る北山、









幸せ。









幸せすぎて怖いよ。









北山が求めてくれている。
それが嬉しくて

ただ北山にされるがまま
結構な時間キスをした。


K『なぁ、俺男初めてなんだけど。


リードしろよ、』


そう言われ
俺は何年も我慢してきた欲求を満たすかのように
北山に熱く深く優しいキスをした。


2人だけの楽屋に
吐息と漏れる声が響く。









コンコン

慌てて離れた。
顔があつい、

スタッフさんに呼ばれ
撮影場所に向かう途中


K『今日俺ん家こいよ。』


そう言って先に行ってしまった北山。


まだ
唇には感触
口内には北山の味が鮮明に残っている。

心臓は相変わらず五月蝿くて
頭の中は北山ばっかり。


いつの間にか撮影は終わった。

お礼を言い、スタッフさんと話してる北山を横目に先に楽屋に帰る。



楽屋に入るとさっきの事を思い出して
急に恥ずかしくなった。


まだ北山の香りが残っていて
どうしようもなくなって
荷物をまとめて駐車場に向った。

FLOOR21@K※裏→←FLOOR19@K



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五味 あかり(プロフ) - こんばんは!あの、失礼だとは思うんですが、STAGE2@Fのところで、誘ってるの?って聞いてるサイドってあってるんですか、?失礼だとは思ったのですが、気になってしまい… (2015年6月19日 19時) (レス) id: b7257cab71 (このIDを非表示/違反報告)
たいちゅけxxx - URLありがとうございました!!…ヤバイ(//∀\\) 作者さん、北藤の小説出した方がいいですよ、本気で。もう才能ありすぎて…(´⌒`) もうファン以上のファンです!!北藤の小説もっと書いてほしいです!!藤北の小説終わったら…ぜひ期待してます♪ (2015年3月28日 22時) (レス) id: c0614ad42a (このIDを非表示/違反報告)
musa4(プロフ) - 未来さん» ありがとうございます!なんか私の中では北藤ばかり妄想してしまうので、、、(笑)次の機会があれば藤北に挑戦したいと思います( ^ω^ ) (2015年3月12日 17時) (レス) id: 3d7d1c198a (このIDを非表示/違反報告)
musa4(プロフ) - usagiさん» コメントありがとうございます!usagi様の小説いつも拝見させていただいてます( ^ω^ )ファンです←なんとか完結しました〜ありがとうございました! (2015年3月12日 17時) (レス) id: 3d7d1c198a (このIDを非表示/違反報告)
未来(プロフ) - 初コメです。凄く面白いです。でも私は、北藤より藤北の方が好きだから、ガヤが攻めでミツが受けの裏も書いてほしいですm(._.)m (2015年3月10日 9時) (携帯から) (レス) id: 546aa22f8e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:musa4 | 作成日時:2015年3月7日 0時

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