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太宰Side
大体の逃亡者を殺し、佳音という奴の下敷きになっているAを引っ張り上げた。
この子は大きな音を聞くとびっくりして気絶をするから、今は眠っているのだろう。
よくよく足元を見ると、左足が変な方向に曲がっている。これは骨折までいっているね。あと、両目の間から、眉間かな？血が出ている。
太宰 「首領、Aを。」
鴎外 「ああ、任せて。」
首領にAを預け、紅葉姐さん、中也とともにAが運び込まれた医務室の前で会議を始めた。
太宰 「あまり考えたくないけど、Aはまた逃亡を図るかもしれない。だから、一部屋に入れて、出さないようにするのはどうだろうか。」
私がAを激愛する理由は二つ。
一つは、私にとって唯一の肉親だから。
一つは、彼女は気づいていないと思うが、たぶん相当使える異能力持ちだから。
中也 「つまり、早い話監 禁するってワケかぁ？」
紅葉 「Aはさみしくならぬか？」
太宰 「毎日会いに行けばいいでしょう。Ｑの座敷牢ほど、劣悪にはしませんよ。唯、鈴をつけて脱走しないか見張るだけです。」
鈴だと部屋の外からでもわかるし、何よりAに似合う。
中也 「俺は賛成だ。Aに人殺しはあってねえとは思うが、抜けることは許さねぇ。」
紅葉 「私も賛成じゃな。しかし、どこに鈴をつけるのじゃ？」
鴎外 「五大幹部が三人も集まって何の会議だい？
医務室から首領が出てきた。
Ａは論外だ。もう一人の五代幹部は今出張でいないから、首領だけを入れて話すのがいいだろう。
太宰 「Aが逃げないように一部屋に閉じ込め、鈴をつけて監視をするか否か。の会議です。それより、Aの状態は？」
どうせ首領に了承を取るのだから、今話しておいたほうがいいだろう。
鴎外 「目は見えるか見えないかの瀬戸際だね。後は察しの通り左足は骨折、右足は捻挫だ。まあ、車椅子生活にはならないと思うよ。・・・他は何の心配もいらないよ。」
目が見えなくなる危険性があるってことか。
中也は首領から目を背けている。Aの眉間を撃ってしまったことに罪悪感があるのだろう。
鴎外 「部屋は、私の部屋の真下が空いているね。あの部屋はエレベーターでも止まる方法がないから、脱走の危険性は低くなるだろう。A君が嫌いな黒服も寄らないしね。」
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「 」 - お判りいただけてうれしいです。そうなんです、ところどころに歌詞が入っていたり、歌詞に似た言葉が入っていたり...。暇があったなら探してみるのもいいかもしれません。 (2019年12月11日 15時) (
レス) id: 43b82fbd6e (このIDを非表示/違反報告)
しり - 誰かの心臓になれたなら、ですよね！歌詞が入ってます！ (2019年12月11日 1時) (レス) id: b21ae34836 (このIDを非表示/違反報告)
「 」 - まゆさん» コメントをいただき、ありがとうございます。時間があまり無いので、更新が遅いですが、出来る限り頑張っていきます。 (2019年10月7日 0時) (レス) id: d2a4aee116 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2019年9月27日 13時) (レス) id: b085d94187 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2019年8月14日 12時
