無理すんな2

JNside ページ7

TH「ヒョン…」








誰かに呼ばれて目が覚めた。









覚醒するとすぐにテヒョンの声だとわかって目が覚めた。









顔をあげると床に座って僕のベッドに寄りかかるテヒョン。










「どうした？」









TH「……うんっ……っ……」










「ん？…まだ2時だよ。寝ないと。」









テヒョンを部屋に連れて帰ろうとして体に触れるとさっき寝た時よりも熱く感じる。










僕のベッドに突っ伏しかけていて顔が良く見えない。









さっきの39.1℃の体温計がフラッシュバックした。











あの時より明らかに熱いんだけど。










熱何度あるんだ？











焦っておでこに手を当てる。










やっぱり熱い。










よくここまで歩いてきたな。










「ベッド戻ろう？」









肩に担いでベッドまで半ば引っ張って行く。









ベッドに着くと倒れるように横になった。









悪化してるよな…。










ベッドに横になると身震いしてる。









こんなに熱出てるのにまだ寒いのか…。










布団をかけなおしてやる。









「ちょっと熱測らせて」









布団の中で丸くなっているけど手探りで体温計を入れる。









39.9℃…。









この熱はちょっとやばいよね。










寒いからこれより上がるってことでしょ？










確か人間って42℃以上出たらだめなんだよね？









「テヒョナ、辛いよね？」









TH「ぅん…けど……っだいじょ…ぶ…」









「薬で熱少し下げよう？」









テヒョンは首を横に振る。









TH「薬…のみたくない…」










この熱は少し心配で何回か解熱剤を進めてみるけど飲みたくないって。










「熱下がった方が楽じゃん。なんで飲みたくないの？」









TH「…うん……」










朝はすんなり飲んでくれたのに何でだろう…。










「もし40℃超えちゃったら飲もう？…ね？」








“うん”とは言わないけど否定もしないから肯定ってことで受け取ろうかな。

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