煌めく君に恋をした

手紙 ページ2

Aside
？？「A、お前宛に手紙が来てるぞ」

『テス兄』

金髪の髪とサングラスと言う何とも言えない感じが漂う長兄のテスラが俺の部屋の扉を開ける。

テスラ「差出人は絵心とか言う奴らしい」

『帝襟？それって確か………』

青い監獄(ブルーロック)計画とか言うヘンテコ計画をして学生を閉じ込めてるって言うあの人か？

『……………一緒に見よ、テス兄』

テスラ「別に構わんがそれは俺が見ていいのか？」

『別に1人で見ろとかは書いてないしいいんじゃないかな？』

手紙の封を開けてテス兄と一緒に見る。

テスラ「そんなにそばに寄らなくても逃げたりしない。可愛い弟の頼みだからな」

ゴツゴツした手があれの頭を撫でる。

男らしくてかっこいい手。

けどそんなこと言ったらテス兄に笑われるから絶対言わない。

要訳するとこういう事らしい。












帝襟「今すぐブルーロックに来て下さい」










と。

本来ならもっとマイルドな言い方になっている為急かすような内容では無いが直訳するとそうなるだろう。

『行きたくなぃ…………』

テス兄の腕にしがみつく。

テスラ「………………」

テス兄はテス兄で何も言わず手紙を読んでいた。

？？「テスラ兄さん、A、何かありましたか？廊下まで聞こえてきましたよ」

『ルル兄』

テスラ「そりゃ扉が空いてりゃなぁ…………生憎俺には専門外みたいだ。こう言うのは彼奴に頼め」

ルル兄は不思議そうな顔をしながらテス兄から手紙を渡された。

ルルム「………………これ、後から出しておいて拒否権ないじゃないですか」

何時もなら怒らないルル兄が怒ってる。

ルルム「それに、此処は日本じゃなくて“ギリシャ”ですよ！直ぐに行けるわけが無い！」

今にも手紙を破りそうだったから優しく手紙を受け取った。

テスラ「なら仲良く行くか？日本の別邸」

ルルム「………………えぇ、良いですよ。こんな家、家も帰ってくるのは3人しかいませんので」

こうして俺たち三兄弟とペットの猫ちゃんとで日本に渡った。

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