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目覚めたら、僕の世界が動き出す。
眠りから覚めて、自分の呼吸を確認したら、生き返ったみたいな感覚が僕を支配するんだ。
まるで、眠ってる間、死んでたみたいに。
…………なんちゃって。
僕は、そっと起き上がった。
着物と布団が擦れる音。白い障子から漏れる赤い朝日。
時刻は5:00。いつも通りだ。
今日は、新入生の入学式。
さっさと支度して出ていこうか。
部屋を出て見付けたのは庭の土をつつく雀たち。小さな声でチュンチュンとおしゃべりしてる。
その声を耳にしながら、僕は居間に足を運んだ。
誰も居ない。今日も仕事みたいだね。
…………まぁ、僕には関係ない。淋しくないし、居てほしいとも思わない。
お留守番は慣れてるから。
僕はいつも通り、ご飯を作って、シャワーを浴びて、着替えて……。
そう、いつも通りに。
†
新入生の服装チェックをするため、門前で仁王立ちする。
僕の噂は結構、広まってるみたいで誰もが大人しく……いや、若干怯えて、僕の指示に従う。
「…………スカート、短いよ」
「ご、ごめんなさい！！すぐ伸ばしますからっ！」
「…………なにその、髪。染めてるよね？」
「ヒィっ！！今すぐ黒にしますから、許してください！！」
“ヒィっ！”て………。
なんかビクビクしてるなぁ。
と。
「だぁー！！うぜぇ、うぜぇ！おおい、風紀委員長さんよぉ、だりーよ」
………変なしゃべり方。
明らかに校則違反してる男が、ピラピラと手を翳しながら、こちらに向かってくる。
「んだ、その目は。俺のこと知らねーのかぁ？あﾞあん？」
「…………知らないよ」
「神沢 拓真だよ！最強の小学生だったなぁ……まっ、今日から最強の中学生になったがね」
「……興味ない」
すると、馬鹿は僕が背を預けていた学校の校門に蹴りを入れて、威嚇した。
「ふざけんなよ！俺がこの学校のルールだ！！」
……………………学校の、校門に蹴りを…。
ブチッ！
僕の中で何かが切れた。
ｶﾞｯ!!!
馬鹿の顎にめり込むトンファーの先。
黒光りして、太陽の光を反射した。
飛び散る血。馬鹿の口から溢れて、土を汚す。
「ぐ…ぁ………！」
これは見せしめだ。今、ここにいる生徒全員に対しての。
「こうなりたくなければ、学校を汚さないことだね」
ドサリと散る馬鹿の体を見下ろし、
「僕が並盛の秩序だ」
弱い馬鹿にそう言いはなった。
ラッキーアイテム
革ベルト
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おみくじ結果は「末凶」でした！
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紅うさぎ(プロフ) - うーさん» ありがとうございます！！さっそく直します(´；ω；`) (2017年4月1日 21時) (
レス) id: 3b29655bc4 (このIDを非表示/違反報告)
うー - 1の並森じゃない並盛 (2017年3月31日 23時) (レス) id: 1972a319ca (このIDを非表示/違反報告)
紅うさぎ(プロフ) - 白雪さん» ま、間違えなら失礼なのですが、『カエル恐怖症……？』の白雪さまですよね！？すごくうれしいです！感服だなんてそんな……まだまだ修行の身にあります(笑) コメント、うれしいです！(^^) (2015年6月1日 23時) (携帯から) (レス) id: 6f89c7bf5f (このIDを非表示/違反報告)
白雪(プロフ) - 私が作品を書いていない時から素敵な題名だなと興味を引かれていたのでREBORN作者様の中で紅うさぎ様だけ存じていました。今日ついに?拝読させて頂き描写の仕方等感服致しました。それにひばりんかわいすぎて辛いです(ノ▽ノ)長々と失礼しました..これからも頑張って下さい！ (2015年6月1日 19時) (携帯から) (レス) id: f5f566915a (このIDを非表示/違反報告)
紅うさぎ(プロフ) - アッパーされてる人さん» あ、ありがとうございます！アッパーされてる方……！！ (2015年1月20日 14時) (携帯から) (レス) id: 6f89c7bf5f (このIDを非表示/違反報告)
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