となりの村田さん

村田さんが一人 ページ4

どうも、モテない村田です。自虐して楽しいのかって？悲しい。最近は校内散歩が趣味になってきた。いよいよ末期だ……


「うおあ〜〜〜重いっ！！」


人気のない廊下を歩いていると、女子らしかぬ唸り声をあげながらダンボールを持っている女子がいた。

え、ダンボールデカくないか？俺のクラスでもダンボール運んだけど、男子二人で運んでたぞ？

……キツそうだし、手伝うか。

あんなフラフラしてたら、転ぶのも時間の問題だ。

そう思って駆け寄った時


ツルッ


「え？」


階段の一段めのところで滑った。ダンボールの重みのせいか、体は前に傾いている。このまま行くと、階段を頭から滑り落ちることになる…いやそれだけはさせない。


『危ないっ！』


グイッ


彼女の腰に右腕を回し、支えきれなかった時のために左腕は手すりに置く。だが、小柄な体格でそういうことはなかった。一年生だろうか。

鍛えてなかったら多分俺も一緒に落ちてたな。


『大丈夫か？怪我は？』


腕を回したまま話しかける。近いせいかなんかいい匂いすr((ｹﾞﾌﾝｹﾞﾌﾝ

彼女が振り向いた。

丸い目、丸顔気味の輪郭、ピンク色の唇。

思ったことが二つ。


ひとつめ、童顔。




ふたつめ









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可愛い。

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村春コソコソ噂話

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