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「Aちゃんはこういうの写メ撮ったりしないんだね」
「え？あ、撮った方がいいんですかねっ」
「ふふ、ううん。
今どきの子はそういう子が多いから、撮らないのが新鮮で。
そういうとこも宏光は好きなんだろうな」
「…………え？」
じゃあ食べよっか、って手を合わせて
くるくると綺麗にフォークにパスタを巻いていく。
それを私は見つめたまま固まってしまった。
「ごめんね、私知ってるんだ。
宏光がAちゃんのことを好きなこと」
Aちゃんも食べて？って促されるから
私も口にするけど、驚きで味がしない。
「宏光とはこうなる気がしてた。
お互いこのままじゃいけないって思ってたけど、切り出せなくて。
私もいい年だし、今更別れてもまた一から相手見つけて結婚ってなると大変でしょ？
だから別れたくはなかったんだけど……」
ずっと目を伏せてる遥さんを
私はただ、見ていた。
「こうなっちゃったからには仕方ないと思って。
正直裕太くんのことを好きかは分からないけど
手っ取り早く付き合えるから付き合っただけなのよ」
「そう……、なんですか……」
「ごめんね、軽蔑した？」
ようやく視線を上げた遥さんと目が合う。
それに私は自然にふるふる顔を横に振っていた。
「どうして？
だってAちゃんは裕太くんのこと好きよね？」
「軽蔑、っていうか……
どんな理由があろうと裕太と遥さんが付き合った事実は同じだから……」
それに私には遥さんを軽蔑なんてする資格がない。
だってそれで裕太が傷付けられたら
そこで少しでもまた私にチャンスが巡ってくるんじゃないかって思っちゃってるもん。
「………そう、」
「な、なんかごめんなさいっ！
でも私はもう本当に裕太のことは諦めるつもりなのでっ」
「宏光とのこと、前向きに考えるから？」
「それは……、わかんないです」
「ふふ、そっか。
でも別れたからには宏光には幸せになってほしいし
ちゃんと考えてあげてね」
柔らかく笑ってそう言う遥さんだけど
それは本心なのかな……？
裕太もそうだったけど
どうして好きな人に幸せになって欲しいって思えるんだろ。
自分じゃない誰かと幸せになることを
望めない私がおかしいの……？
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はちみつみゆ(プロフ) - yammyさん» そらジローのお話、まじで書いちゃいました。笑 何が書きたいの？って感じのくだらないお話ですけど良ければ短編集の方で書きましたので暇な時にでも覗いてやってくださいね(＾＾）そしてこちらも移行したのでよろしくお願いします♪ (2020年7月11日 21時) (
レス) id: cbb2d30d12 (このIDを非表示/違反報告)
yammy(プロフ) - そらジローのお話も今から楽しみにしておきます！(*ﾟ▽ﾟ*)笑 (2020年7月10日 21時) (レス) id: 36ae78d69b (このIDを非表示/違反報告)
はちみつみゆ(プロフ) - さっこさん» そう言っていただけて感謝ですー(；▽；)私も長編を覚悟してたんですけど、案外終わりそうだなと思いまして。笑 北玉で揺れる人生歩んでみたかったですよね…でも私実際その状況だったら玉ちゃん溺愛しそうな気がします(誰担や)移行先でもよろしくお願いします♪ (2020年7月10日 16時) (レス) id: cbb2d30d12 (このIDを非表示/違反報告)
はちみつみゆ(プロフ) - ソフィアさん» 私もです〜！あの可愛さは罪ですよね…。私たちですら悶えてるんだから、みっくんなんてもうお顔デレデレでしょうね(＾＾）両バージョン完結！私もそれ考えたんですけども…どうしようかと…ちょっと考えてみますね♪移行先でもよろしくお願いします♪ (2020年7月10日 16時) (レス) id: cbb2d30d12 (このIDを非表示/違反報告)
さっこ(プロフ) - え？もう次で終わっちゃうんですか？勝手に結構な長編になるかと…。このお話の北山先輩めちゃくちゃ好きなので、まだまだ続いて欲しい気持ちでいっぱいです！笑 北玉の間で揺れるなんて贅沢ですよね〜！こちらのお話の更新、毎回すごく楽しみにしてます(´∀｀*) (2020年7月10日 0時) (レス) id: 6eb9e2cf38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はちみつみゆ
| 作成日時：2020年5月26日 10時
