HONEY LOVE ４

＊ ページ44

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胸を包んでる大っきい手は焦らすように動かさないくせに
おへそあたりから舌でまたつーってなぞられて
それだけでもうおかしくなりそうだった。





「………ねっ、その舌やだ……っ、」


「なんで？すげぇ反応してくれてんのに」


「は、反応しちゃうから、やなの……っ」


「俺は反応させたいの」


「も………、
このままいったら最後までもたない私………」


「んな事言っても今日は許さないからな」


「な、なんでっ？！」





酔ってるからなのか
完全なるドエスモードすぎて、ついてけない。

いつものあの安定した優しさはどこにいったの。








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「あぁ………っん、もう……っ！！」


「いいよ、いって」


「やだ……、むり………んっ━━━っ！！」


「はぁ………っ、もうちょい頑張って？」






苦しくなって、意識も朦朧とするくらいいかされて
もう何が何だか分かんなくて。

顔にかかった髪の毛をよけてくれるその指先にまで感じてしまうほど
もう完全にみっくんにおかされてた。









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━━━━みっくんside



「……………やべぇ。」



ふと目を覚ましたのはAの部屋のベットの上。

布団をめくると乱れた服のまま横になって寝てるAの
所々に見える赤い跡。

その跡に、さっきまでの記憶がよみがえってくる。





飲んでたら無性にAが恋しくなって
久しぶりに、ほんっっとうに久しぶりに
欲望のままにやってしまった。







「ごめんな………、」





なぜかAは俺のすることひとつひとつに
大袈裟なくらいいちいち敏感に反応するから
まじで欲のまますると、Aは苦しいくらいに感じてくれる。

いやまぁ、ぶっちゃけそれを見るのもすげぇ好きなんだけど
こうやって終わったあとに、ぐったりしちゃうAを見るとなんだか申し訳なくて。






「……………みっくん…………、」





でも、こうして寝ながらでも無意識に
俺に擦り寄ってきて、くっついてくれるとこ。

幸せそうに俺に寝顔を預けてくれるとこ。

俺だからこんなにも感じてくれるってとこ。

またきっとこうして定期的に
抱き潰しちゃうだろうな、って思っちゃうんだよな〜。







━━━━Fin.

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