HONEY LOVE ４

＊ ページ41

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「ひっ、えっ、ちょ、ちょっと待って！
するの？！」






お風呂に入ったかどうかの確認は
きっと私が断るための言い訳を避けるためで

背中痛いかも、ってのは
ベッドじゃなくてリビングでするからってことなわけ……？






「え、逆にしねぇの？」


「だ、だって、」


「お前、俺が今朝からどんだけ悶々としてたか分かってっか？」


「それは……、」


「あの状態のまま仕事行ったってはかどるわけもねぇし
このままじゃ締切間に合わん」


「………卑怯だよ、それ……」






仕事を出されてしまったら
応じないわけにはいかないじゃない。

でも私も正直緊張してるだけで
触れられたいし、触れたい。

ひろを全身で感じたかった。

その気持ちもきっとひろはお見通し。





今度は下から掬い上げるようにキスをされて
ひろの唇の柔らかさが気持ちよくて
腕にしがみつくと、そのまま頭を支えられながらラグの上へと押し倒された。






「大丈夫？背中痛くない？」


「……大丈夫、」





なんだかんだで優しく体を心配してくれるとことか
強引かと思いきやの優しさの振り幅に
結局やられちゃうんだもん。







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「ん…………、っはぁ、っ」


「………やべぇ、やっぱソファにする？」


「んっ、大丈夫………、」







ひろが腰を打ち付ける度に
私の体を気遣ってくれてるのが分かる。

でも今この瞬間
ソファに移動する時間さえ惜しいほど
ひろから離れたくなかった。






「ふっ、もう限界？」


「……ぁっ、んん……っ！」






結局、どうしても私の背中が痛そうなのが気になるのか
私が限界を迎えちゃってグッタリしちゃったからか

ひろの上に乗せられて、いい身体に抱きつきながら
今朝からの性 欲を存分に下から突き上げられて、爆発させられた。








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「ちょっと今度から考えないとな」





近くにあったブランケットをかけられながら
終わったあとの余韻に浸り中。

枕もないから腕枕をしてくれて
ベッドじゃなくてもこれはこれで幸せかも、なんて。





「何を考えるの？」


「ベッド。
ヒカリ寝てると寝室使えねぇし
隣の部屋に布団敷いとくか〜」


「………なんかそれ、するためだけの部屋って感じで凄い嫌なんだけど」


「またまた〜嬉しいくせに〜」



ばしっ。



「痛って！」








今日からまたこの家での生活。

ヒカリに妹か弟が出来るのは
もう少し先のお話。







━━Fin.

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