HONEY LOVE ４

＊ ページ19

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「なんだよ、行くわけねぇじゃん昔の女と飯なんて」


「だって曖昧に濁したじゃん」


「とりあえずあの場を早く終わらせるためには
ああ言っとけばいんだよ」


「ふーん、随分慣れてるんだね」


「…………」


「連絡来たらどうするのよぉ」


「来ないし、つか連絡先この前変えたじゃん」


「あの子に教えてない？」


「教えてるわけねぇだろ」









うーーーーーん。
それでもなんか納得できない。
モヤモヤする。
焼き鳥のタレか塩どころじゃない。









「凄くボインだったね」


「付き合ってた頃よりでかくなってた」


「…………へぇ、」


「俺のお陰かな〜」


「………………」







ぴきぴきぴき。
さすがにそれはアウトな発言なんじゃ？

みっくんはおっぱ いが好きだからこそ
その発言はちょっと生々しくて許し難いんだけど。








「ばっか！もう！無神経！！！」


「冗談じゃーん」


「言っていい冗談と悪いのがある！！！」


「だって可愛いもん、ヤキモチ妬いてるA」


「………………え？」








二軒目だからってもう酔ってんの……？

"可愛い"だなんてあんまり日常的に言われないもんだから
怒りよりも戸惑いと照れという感情が。









「大丈夫、安心しとけA以外ないから」


「…………本当？」


「あるとしたら、俺がAに裏切られる時かな〜」


「なっ！それこそ有り得ないんだけど！！」


「ふっはは、分かってるって」








んでタレと塩どっち？ってまたメニューを奪われて
もはや早く焼き鳥食べたいだけなんじゃないか、とも思うけど
信用してやるかっ。









「みっくんは
一度想いを寄せた子は裏切らないんだもんね」


「最近それしつこいな」


「だってみっくんが雑誌で言うから〜」









そしてこの日の夜は
やっぱりどうしてもあの元カノの姿が頭から離れなくて

私のおっぱ いも大きくしてよ、ってみっくんにお願いしたら
ばかやろうって言われながらもちょっと頑張ってくれてた。





━━━━━Fin.

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