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「寝るか?」
髪の毛をお互いに乾かし終えて
そのひろの言葉に頷くと
おいで、って手を引かれた。
ペタペタと素直についてくと
もう見慣れたベッドがあって
もう当たり前のように二人で一緒にベッドの中に潜り込む。
「抱き枕さ、思った以上に気持ち良かったわ」
「ほんと?」
「うん、ちょー熟睡できた」
「それは良かった」
こんなに密着してベッドの中にいるのに
手も出されずに、ちょー熟睡できたとか言われるのも
女としてちょっとショックだけどね?
こっちなんてドキドキして
心臓壊れそうだったのに。
「抱き心地がちょうどいい」
「う、うん…、」
むぎゅー、って腕の中に閉じ込められて
トクン、トクン…と鼓動が聞こえてくるから
目を閉じてその鼓動だけを感じた。
トクン…、
トクン…、
と、一定のリズムで聞こえてきて
私もそれに合わせるように自分の鼓動を落ち着かせた。
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「……眠れる?」
その時、聞こえてきたその声に目を開けて顔を上げると
私の髪の毛を撫でたひろと目が合った。
「え?」
「眠れそう?このまま」
「た、たぶん…、?」
ドキドキする、とか余計なことを考えないように心を無にすれば
なんとか眠れる気がするけど…。
てか、現に昨日とかいつの間にか寝れてたし。
「寝ちゃう?」
「ね、寝ないの…?」
「んー、寝る?」
歯切れの悪い会話を続けながら
相変わらず頭をナデナデしてくれてる大きな手。
寝ないのか…?と、至近距離で見つめると
頭を撫でてた手がそのまま毛先までつたってきて
その勢いで、指先が唇に触れた。
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はちみつ(プロフ) - あきさん» ぎゃー!私も妄想してぐふぐふしながら書き進めてまーす^^*まだペット生活そんなにたってないですけど、これからもっと甘々ペット生活書きたいのでまた長くなるかもしれません!笑 末永くよろしくお願いしますね\(^o^)/ (2018年10月14日 22時) (レス) id: 110603a9b6 (このIDを非表示/違反報告)
はちみつ(プロフ) - 藤北さん» やー!ありがとうございます!私も好き!みっくんのペットだなんて夢のようですよね(^ω^)お金払ってでもなりたいのに養ってもらえるなんてほんと天国!という妄想のもと書き進めてます。笑 玉ちゃんこれから甘々生活を掻き乱していくのでよろしくお願いします♪ (2018年10月14日 22時) (レス) id: 110603a9b6 (このIDを非表示/違反報告)
はちみつ(プロフ) - ソフィアさん» ほんとに!私自身ももう移行なの?!と驚きました。笑 だいじょぶ、という心強いお言葉嬉しいです( ;∀;)ついつい甘々みっくんを書きたすぎて長くなっちゃうんですよね。お許しを…(っω<`。)明日か明後日には移行しますのでまたいらしてくださいね^^* (2018年10月14日 22時) (レス) id: 110603a9b6 (このIDを非表示/違反報告)
はちみつ(プロフ) - 北斗七星さん» はじめまして!そうですね、ようやく話が動き始めました!(遅)ひろくん派ですか?私も個人的にひろ派ですけど、やっぱり玉ちゃんもいいですよね(^ω^)玉ちゃんのペースに引き込まれる感じ、好きなんです♪もっと上手く書けるように精進しますね^^* (2018年10月14日 21時) (レス) id: 110603a9b6 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - ぎゃー笑ww興奮してきました〜〜笑(・∀・) (2018年10月14日 1時) (レス) id: 8dc069f5ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はちみつみゆ | 作成日時:2018年9月4日 21時