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「あ、あの、そろそろ放してくれませんか…」
何分かの間ずっと抱き締められてて
居心地はいいけど、何となくまだ気まずくて
胸の中から顔を上げる。
「なんで?」
「お腹すいたし…?」
「あ、そっか。
肉食い行くんだった」
「うん!うーんとおいしいお肉ですよね」
「しょうがねぇなぁ〜」
んしょ、って一気に解放されて
行く気満々に立ち上がった。
それに続くように私も立ち上がって
軽く身支度を整えながら
「あの、ひとつ聞いてもいいですか?」
「ん?なに?」
気になってたことを聞いてみた。
これを聞いておかないと
なんだかちょっと怖くて。
「…なんのお仕事されてるんですか?」
あんなおっきい部屋に住んでるくらいだから
相当なお金持ちなのは間違いない。
でもその職業がやばいやつだったら
さすがに無理だ。怖い。
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「社長。」
「……へ?」
「俺と、もう一人とで立ち上げたイベント会社の社長やってる。」
まさかのその発言に
リップを塗っていた手を止めて、後ろにいた北山さんをガン見。
「……はっ、?
しゃ、社長…?会社を、た、立ち上げた…?」
「そう。
七年前に立ち上げて、意外にうまくいっちゃってさ」
「……へぇ…、」
「あ、今日の朝会っただろ?
あいつタマって言うんだけどさ、あいつと二人で会社仕切ってんだよ」
「タマ…?」
あの今朝のエレベーターの場所を教えてくれた人か。
もはやあの時は動揺してたし
記憶も薄れててぽやーんとしか思い出せないけど
スラッとした人だった気がする。
「だからまぁ金のことは心配すんな」
「……え、う、うん、」
いや、別にお金の心配してるとかじゃないけど
ほんとにこの人といると
予想のはるか上をいく出来事ばかり起きる。
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はちみつ(プロフ) - あきさん» ぎゃー!私も妄想してぐふぐふしながら書き進めてまーす^^*まだペット生活そんなにたってないですけど、これからもっと甘々ペット生活書きたいのでまた長くなるかもしれません!笑 末永くよろしくお願いしますね\(^o^)/ (2018年10月14日 22時) (レス) id: 110603a9b6 (このIDを非表示/違反報告)
はちみつ(プロフ) - 藤北さん» やー!ありがとうございます!私も好き!みっくんのペットだなんて夢のようですよね(^ω^)お金払ってでもなりたいのに養ってもらえるなんてほんと天国!という妄想のもと書き進めてます。笑 玉ちゃんこれから甘々生活を掻き乱していくのでよろしくお願いします♪ (2018年10月14日 22時) (レス) id: 110603a9b6 (このIDを非表示/違反報告)
はちみつ(プロフ) - ソフィアさん» ほんとに!私自身ももう移行なの?!と驚きました。笑 だいじょぶ、という心強いお言葉嬉しいです( ;∀;)ついつい甘々みっくんを書きたすぎて長くなっちゃうんですよね。お許しを…(っω<`。)明日か明後日には移行しますのでまたいらしてくださいね^^* (2018年10月14日 22時) (レス) id: 110603a9b6 (このIDを非表示/違反報告)
はちみつ(プロフ) - 北斗七星さん» はじめまして!そうですね、ようやく話が動き始めました!(遅)ひろくん派ですか?私も個人的にひろ派ですけど、やっぱり玉ちゃんもいいですよね(^ω^)玉ちゃんのペースに引き込まれる感じ、好きなんです♪もっと上手く書けるように精進しますね^^* (2018年10月14日 21時) (レス) id: 110603a9b6 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - ぎゃー笑ww興奮してきました〜〜笑(・∀・) (2018年10月14日 1時) (レス) id: 8dc069f5ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はちみつみゆ | 作成日時:2018年9月4日 21時