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うえぇぇぇ?!?!?
どどど、どうして私の家の前にいるの…?
え、また私夢見てんのかな?
夢見すぎじゃな、
「飯食い行こうぜ〜」
頭混乱中の私に
扉の向こうからそう叫ばれて、
「てか、何でここに?!」
「誓約書の住所見て」
「……まじかっ、」
住所まで書いてたんかーい、私。
ほんと、自分が情けなくなってくる。
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「肉食い行こうぜ、腹減ったんだけど」
「……行きません。」
「はぁ?!肉だぞ?肉っ!」
「おひとりでどうぞ。」
「ひとりで焼肉とか寂しすぎんだろ」
「じゃあ他に誰か誘えばいいんじゃ…、」
「やだよ。Aがいんだもん」
扉越しにそんなやり取りをしていて
不覚にもその言葉に心が揺れた。
「……なんで、」
「とりあえず開けてよ。
ちょっとシラフで話し合おうぜ」
あのまま逃げようと思ってたけど
こうして家まで知られてしまった以上、
確かにちゃんと話し合わないとな…。
このまま話してると
ご近所の目も気になるし…、
少しだけ頭を悩ませてから
カチャッ、とゆっくり玄関を開けた。
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「ほんっともう、反抗的なペットだな」
「だからペットじゃな、
「おじゃましーす」
私の言葉なんてまるで無視で
開けた瞬間に自分家のようにズカズカと入っていっていくから
深くため息をついてから、私もあとへと続いた。
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「で?ここはいつ出てくの?」
「はい?」
綺麗にしてんなー、って部屋を見渡しながら
突拍子もないことを言われて、
「俺んち来るんだろ?」
「いや、だからちょっと待ってくださいっ」
「なんで?」
「何で、って…、
もっかいちゃんと考えさせてほしくて……、」
部屋をウロウロしてる北山さんを
とりあえずソファに座るように促して
私は目の前のテーブルを挟んだ向かい側へと座り込んだ。
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はちみつ(プロフ) - あきさん» ぎゃー!私も妄想してぐふぐふしながら書き進めてまーす^^*まだペット生活そんなにたってないですけど、これからもっと甘々ペット生活書きたいのでまた長くなるかもしれません!笑 末永くよろしくお願いしますね\(^o^)/ (2018年10月14日 22時) (レス) id: 110603a9b6 (このIDを非表示/違反報告)
はちみつ(プロフ) - 藤北さん» やー!ありがとうございます!私も好き!みっくんのペットだなんて夢のようですよね(^ω^)お金払ってでもなりたいのに養ってもらえるなんてほんと天国!という妄想のもと書き進めてます。笑 玉ちゃんこれから甘々生活を掻き乱していくのでよろしくお願いします♪ (2018年10月14日 22時) (レス) id: 110603a9b6 (このIDを非表示/違反報告)
はちみつ(プロフ) - ソフィアさん» ほんとに!私自身ももう移行なの?!と驚きました。笑 だいじょぶ、という心強いお言葉嬉しいです( ;∀;)ついつい甘々みっくんを書きたすぎて長くなっちゃうんですよね。お許しを…(っω<`。)明日か明後日には移行しますのでまたいらしてくださいね^^* (2018年10月14日 22時) (レス) id: 110603a9b6 (このIDを非表示/違反報告)
はちみつ(プロフ) - 北斗七星さん» はじめまして!そうですね、ようやく話が動き始めました!(遅)ひろくん派ですか?私も個人的にひろ派ですけど、やっぱり玉ちゃんもいいですよね(^ω^)玉ちゃんのペースに引き込まれる感じ、好きなんです♪もっと上手く書けるように精進しますね^^* (2018年10月14日 21時) (レス) id: 110603a9b6 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - ぎゃー笑ww興奮してきました〜〜笑(・∀・) (2018年10月14日 1時) (レス) id: 8dc069f5ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はちみつみゆ | 作成日時:2018年9月4日 21時