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「…さて、片付けましょうかね」
玉森さんも帰ったし
そこら中に散らかってる残骸たちをザザーっと片付けた。
「玉どう?仲良くやれそう?」
「う〜ん、まぁ、たぶん」
「ふは、微妙な返事だな」
「だってなんか緩くてよく分かんないんですもん」
「でもやる時はやる男だよ、あいつは」
「……そう、なんだ」
「あんなに初対面の女の子に心許してるのも珍しいしな」
「…それは私が女として見られてないんじゃ…?」
「あ、それもあるかもな。ペットだし」
「ちょっとー!」
「ふはは」
片付けながらもそんな話をしていて
冷蔵庫に全てを入れてリビングに戻ると
ソファにゴロンと横になるひろが、私を上目に見つめた。
「おいで」
「……う、うん、」
緊張で声が上擦る。
手招きしてるひろの前に
一歩ずつ、ゆっくりと近付いた。
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「酒、飲んでたよな?」
すこし上体を起こしたひろが、そっと私の頬に触れた。
「の、飲んでたよっ」
「あんま変わんないな……、って思ったけど
こうして触るとあちぃわ」
触れる手のひらと
真っ直ぐに見つめてくるその視線。
それだけでもう
お酒以上に熱くなっちゃうんですけども。
「…いっぱい食べたから
量的にはそんなに飲んでないもん」
「だよな、あんだけ食いもんあったらな」
「うん。買い過ぎだよね」
「まぁでも、楽しかったし良しとしよう」
うむ、って満足気にそう言うと
頬に触れてた手を離して体を起き上がらせた。
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「ん。」
「え?」
突然両手を広げ出したひろに
目を丸くした。
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はちみつ(プロフ) - あきさん» ぎゃー!私も妄想してぐふぐふしながら書き進めてまーす^^*まだペット生活そんなにたってないですけど、これからもっと甘々ペット生活書きたいのでまた長くなるかもしれません!笑 末永くよろしくお願いしますね\(^o^)/ (2018年10月14日 22時) (レス) id: 110603a9b6 (このIDを非表示/違反報告)
はちみつ(プロフ) - 藤北さん» やー!ありがとうございます!私も好き!みっくんのペットだなんて夢のようですよね(^ω^)お金払ってでもなりたいのに養ってもらえるなんてほんと天国!という妄想のもと書き進めてます。笑 玉ちゃんこれから甘々生活を掻き乱していくのでよろしくお願いします♪ (2018年10月14日 22時) (レス) id: 110603a9b6 (このIDを非表示/違反報告)
はちみつ(プロフ) - ソフィアさん» ほんとに!私自身ももう移行なの?!と驚きました。笑 だいじょぶ、という心強いお言葉嬉しいです( ;∀;)ついつい甘々みっくんを書きたすぎて長くなっちゃうんですよね。お許しを…(っω<`。)明日か明後日には移行しますのでまたいらしてくださいね^^* (2018年10月14日 22時) (レス) id: 110603a9b6 (このIDを非表示/違反報告)
はちみつ(プロフ) - 北斗七星さん» はじめまして!そうですね、ようやく話が動き始めました!(遅)ひろくん派ですか?私も個人的にひろ派ですけど、やっぱり玉ちゃんもいいですよね(^ω^)玉ちゃんのペースに引き込まれる感じ、好きなんです♪もっと上手く書けるように精進しますね^^* (2018年10月14日 21時) (レス) id: 110603a9b6 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - ぎゃー笑ww興奮してきました〜〜笑(・∀・) (2018年10月14日 1時) (レス) id: 8dc069f5ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はちみつみゆ | 作成日時:2018年9月4日 21時