HONEY LOVE １

シーツプレイ ページ48

フリーハグライブのネタバレ有りなので
まだ見たくない〜、って方はすみませんが
情報解禁されてからご覧になってくださいね^^*






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───もう終電ないぜ。









私の記憶は正直ここでぷっつりと途絶えた。









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「ただいま〜」







清々しい顔して帰ってきたみっくん。

”おかえり”も言わず、その顔をじっと見つめた。








「え？なに？」


「・・・」


「なんだよ」


「・・・」


「もう腹減った〜飯〜」








さっきまでステージに立っていた男とは思えないくらい
デコ出しで多分シャワーあがりのスッピン。

目がトロンとしてるから、さすがに疲れてるんだろうなぁ。









「みっくん、かっこよかった…」


「あ、今日来てたんだっけ？」


「そうだよ！朝言ったじゃん！」


「はは、忘れてた〜」







うそでしょ。

彼女が来るの忘れるとかどんな神経してんの。


ドン引く私を通り過ぎて
私がご飯の支度をしないのを察したのか、自分で台所へと向かっていった。









「ねぇ！ほんとかっこよかったの！」


「分かったって、」


「もうちょっと詳しく私に感想を求めてくれないかね？！」


「とりあえず飯食わせろよ、
お前は最近いつもいつも飯そっちのけでよ〜」







確かに…。

言われてみれば最近いつもいつもお腹を空かせて帰ってくるみっくんに
どうでもいいことで引き止めてる。
＊ルラルララなど参照








「そ、それはごめん。
今私が用意するからっ」


「なに？今日の飯」


「野菜炒めと、みっくん大好きな卵のお味噌汁！」


「お〜いいね〜」








とりあえずご飯を用意して
座り込んでテレビをつけたみっくんの前に出してあげた。








「んまそっ、いただき〜」


「あのね、

「だーから、食ってからにしろっつってんだろ」


「・・・」






待てない、待てない、待てなーーーい！！

・・っていう気持ちをグッと堪えて
ご飯を頬張るみっくんの隣で
ソワソワともう頭になんて入ってこないテレビをただ目に写していた。

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