HONEY LOVE １

＊ ページ40

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「ほらな、だから言いたくねんだよ」


「で、でも知りたいっ」







もうこうなったら知りたいじゃん。

怖がりの知りたがりだから、私。








「じゃあせめて、二桁か三桁かだけ教えてよ」


「は？さすがに三桁はいってねぇわ」


「あ、てことは三桁までいかないにしてもそれなりに多いってことだね？」


「・・・」


「一桁ではないってことね」


「・・・」







ふむふむ。二桁か…。
二桁の数字にもよるけどまぁ妥当かな。








「でもさ、私でもうみっくんの何年間も独占してるから
中学くらいから女を覚えたとしても……、
１５年くらい？１５年で二桁か…。」








雑な計算をしてみたけど
詳しい数字も分からないし、雑すぎてさっぱり分からない。







「ま、若い時はみんな遊ぶっしょ」


「そだね、猿だったもんね」


「猿……」


「テレビでもガンガン腰振ってさ」


「それはパフォーマンス、

「誰よりも慣れてる腰つきだった」


「・・・」








昔の猿みっくんなんて見ようもんなら
両手で目を覆いたくなるようなえろさ。

あの時期に出会ってたら
こんなに長く続くこともなく、すぐにポイ捨てされてたかもしれない。







いや、でもポイ捨てされるのもなんかいいかもな………、





じゃなくて！！









「それで？何人なの？！」







キスする勢いで詰め寄ると
呆れた顔して、不意にちゅって唇に触れた。









「何人でもいいじゃん？
今俺が付き合ってんのはAなんだから」


「えー、でも…、」


「はい、どろんしまーす」







んしょ、ってみっくんの膝の上に持ち上げられて
対面で抱き合う形。








「Aは何人なの？」


「聞きたいの？」


「聞きたくねぇ。」


「ふふ、みっくんて意外にヤキモチ妬き屋さんだよね」








あんだと？ってむくれたみっくんにそのまま押し倒されて
結局はうやむやにされた経験人数でした。







END.


キスブサでのみっくんのごまかし方…、
あれは相当ですね(爆)

でもあんな繊細な歌詞を書くくらいだから案外少ないのかなぁ…。
どうなんでしょう、真相は闇の中です。笑


こちら不定期更新にも関わらず
いつも読んでくださって、ありがとうございます^^*

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