はじまる、恋。４

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お肉をおいしく食べて、お酒を飲んで
ほろ酔い気分でソファーでふたり。



特に何をしてるわけでもないけど
テレビ見て、笑い合ったり
くだらない話をしたり。



単純にそれだけでも楽しい空間にさせてくれる。









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「あ、あれって腹筋鍛えるやつだ！」







ふと部屋の端っこに見えた、お腹に巻くだけでブルブル振動して鍛えられるアレが見えて








「そうそう、貰ったのよそれ。
やってみる？」


「……それは、私のお腹どうにかしろよって意味ですか？」


「別にそんなん言ってねぇけど、まぁそんなとこかな」


「ひどっ！！」








うはは、って笑いながらソファーから立ちあがり
それを手にして戻ってきた。









「はい、腹出して」


「や、やですよっ！//」









目の前で両手に広げられて
咄嗟にサッ、てお腹を死守した。









「そのむちむちがムキムキになるチャンスだぞ〜？」


「そのむちむちが好きって言ったの誰ですか？」


「そんなん言ってねぇわ」


「言ったくせに〜！！」









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そんな押し問答を続けていると
おりゃ〜、ってそれを手にしたままソファーに押し倒されて
Tシャツの裾を捲られて








「ちょっ、ほんとやだ…っ、//」








裾を掴んで、捲られるのを阻止していると
その腕を掴まれてソファーに押し付けられた。









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「……じゃあ、俺につけて？」


「う、え、は、はい…、」









その見下ろしてくる視線は
スイッチオンモード。

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