千ちゃん 3 ページ15
あれからとっても広いお風呂を堪能して
余ってる部屋とは思えない綺麗な部屋に案内されて、一息ついていると
━コンコン、
ノックの音が静かな部屋に響き渡る。
「は〜い」
「Aさん、入ってもいい?」
「うん、どうぞ〜」
部屋の扉を開けると、キョロキョロして部屋へと入り込んでくる千ちゃんに
「なんでそんな隠れるように入ってくるのよ〜、何する気っ?!」
「えっ、別にそんなつもりはないんだけどっ!」
また焦り始めるから、可愛くて癒されてしまう。
「ごめんね、何か無理やり泊めたみたいな感じになっちゃって」
「んーん!全然っ!こんな綺麗なとこに泊めてもらえるなんて逆に光栄だよ」
「なら良かった♪」
白くて綺麗なソファーの隣に腰かけてる千ちゃんから
自分と同じシャンプーの香りがして、変に胸がドキドキしだす。
.
「さっきの話だけどさ、俺まだAさんのこと本当に好きなんだよね」
「うん・・」
さっきの雰囲気とは違う、まっすぐに真面目にそう言われてつい目をそらしてしまう。
「年下だと頼りない?」
「そんなんじゃないけど…、」
「じゃあなんでいつも俺の気持ちに応えてくれないの?」
こんなに真っ直ぐに気持ちを伝えてくれる千ちゃんに
大人になった今、心が揺れてる。
悔しいけど。
.
「ゆっくり、でもいい?」
「えっ?!」
「ゆっくり、これから始めましょうか…?」
「それはっ、前向きな答え…っ?!」
「うん、まぁ一応…、」
やったーっ!!って抱きついてくる千ちゃんの感触に少しだけ男を感じて
もう若くはないけど、今からまた純粋な恋愛をしてみるのもいいかもな、って。
.
「私のことずっと好きだったってことは、今まで誰とも付き合ってないの?」
「え?いや、それは…っ、」
「ふ〜ん、付き合ってたんだ」
「で、でもっ!10人くらいしかっ」
「はぁ?!10人っ?!」
・・千ちゃんの男を感じてしまう日は、案外早いかも。
.
「A、好き」
そう言ってしてくれたキスは
経験を積んできただけあって
とってもとってもお上手でした。
〜fin〜
NEXT*宮っち♪
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はちみつ(プロフ) - きーたさん» お返事遅くなりました( ;∀;)お陰様で無事に完結いたしました♪これからもまたお姉さんに突っ込まれながら、ニヤニヤしに来て下さいね\(^o^)/(笑) (2017年8月20日 10時) (レス) id: 110603a9b6 (このIDを非表示/違反報告)
きーた(プロフ) - 覚えてくれてることが嬉しいです♪ヽ(´▽`)/ニヤニヤしててお姉ちゃんにニヤニヤしすぎって言われましたw明日もまた見にきます!頑張ってください〜p(^-^)q (2017年8月17日 23時) (レス) id: a31ac16d08 (このIDを非表示/違反報告)
はちみつ(プロフ) - kissberry?さん» コメントありがとうございます(^^)すごい文才だなんて、とっても嬉しい言葉ー( ;∀;)♪俄然やる気がみなぎってきたので、大トリのみっくんまでがんばりますねっ!♪ (2017年8月17日 16時) (レス) id: 110603a9b6 (このIDを非表示/違反報告)
はちみつ(プロフ) - きーたさん» もちろん!受験がんばり中のきーたさん!(^^)♪裕ちゃんにニヤニヤしてもらえて良かったですー( ;∀;)なかなか全員分のシチュエーションが浮かばなくて参ってます(笑)明日中には宮っちとみっくん完成させられるか・・頑張ります(笑) (2017年8月17日 16時) (レス) id: 110603a9b6 (このIDを非表示/違反報告)
kissberry?(プロフ) - すごい文才ですね!もうホントにメンバーの声が聞こえてくるようでした!続き楽しみにしてます(*^^*) (2017年8月17日 1時) (レス) id: 6713584b27 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はちみつみゆ | 作成日時:2017年8月13日 18時