裕ちゃん 2 ページ2
「え、もしかして裕ちゃんの娘…?」
「んなわけないじゃん、姪っ子」
「あ、そうか、姪っ子か」
ビックリした。
裕ちゃんに先越されてたかと思った。
なぜか安心したような感覚の中、
鈴ちゃんが着ていたプリントTシャツに目がとまる。
「鈴ちゃん、プリキュア好きなの?」
「うんっ!キュアホイップのいちかがすきっ!!」
「いちか可愛いよね〜♪
お姉さんはキュアマカロンが好きっ!」
「おねぇちゃんプリキュアすきなのっ?」
「うん、元気と笑顔をレッツラまぜまぜ〜♪でしょっ?」
「そうっ!
すずねっ!おうちにプリキュアいっぱいあるんだよぉ〜!!」
「そうなのー?いいなぁー♪」
「ねぇねぇ!すずのおうちに遊びに来てー!」
「えっ?鈴ちゃんのおうちにっ?」
ちっちゃなプクプクな手で服を引っ張られて
どうしても自分の家にあるプリキュアグッズを見せたいご様子の鈴ちゃん。
「で、でもぉ〜ほらっ!
鈴ちゃんのパパとママもいるから、お姉さんが行ったら鈴ちゃんのおうち狭くなっちゃうよ?」
「だいじょぶだよっ!
きょうね、パパとママとばぁばがおでかけするから、裕太兄ちゃんとおるすばんなのっ」
「えっ?そうなの?」
しゃがみこんだまま裕ちゃんを見上げると
そうなんだよな〜、って鈴ちゃんの頭をナデナデしてる。
「うち来なよ、
って言っても、もはや俺ん家じゃなくて実家だけどさ」
「え、いいの…?」
「うん。
その方が助かるし、鈴とA話合いそうだし」
「…すいませんね、精神年齢が低くって」
「んはは、別にそういう意味じゃないし」
家で待ってるから、って帰っていった裕ちゃん達に手をふり
私もお墓参りをすませて実家へと急いだ。
.
帰り道の車のなか、母親がニヤニヤしながら私を小突いてくる。
「A、さっきの裕太君でしょ?」
「うん、そう。久しぶりに会っちゃった〜」
「確か裕太くん、Aがいま住んでるとこと近くに住んでるらしいわよ?」
「うん、そうらしいね」
「どう?イケメンになった幼馴染が目の前に現れた気分は」
「べ、べつに…っ」
「裕太くんだったら、昔から知ってる子だし安心して嫁に出せるわ」
「何の話よっ!//」
692人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
はちみつ(プロフ) - きーたさん» お返事遅くなりました( ;∀;)お陰様で無事に完結いたしました♪これからもまたお姉さんに突っ込まれながら、ニヤニヤしに来て下さいね\(^o^)/(笑) (2017年8月20日 10時) (レス) id: 110603a9b6 (このIDを非表示/違反報告)
きーた(プロフ) - 覚えてくれてることが嬉しいです♪ヽ(´▽`)/ニヤニヤしててお姉ちゃんにニヤニヤしすぎって言われましたw明日もまた見にきます!頑張ってください〜p(^-^)q (2017年8月17日 23時) (レス) id: a31ac16d08 (このIDを非表示/違反報告)
はちみつ(プロフ) - kissberry?さん» コメントありがとうございます(^^)すごい文才だなんて、とっても嬉しい言葉ー( ;∀;)♪俄然やる気がみなぎってきたので、大トリのみっくんまでがんばりますねっ!♪ (2017年8月17日 16時) (レス) id: 110603a9b6 (このIDを非表示/違反報告)
はちみつ(プロフ) - きーたさん» もちろん!受験がんばり中のきーたさん!(^^)♪裕ちゃんにニヤニヤしてもらえて良かったですー( ;∀;)なかなか全員分のシチュエーションが浮かばなくて参ってます(笑)明日中には宮っちとみっくん完成させられるか・・頑張ります(笑) (2017年8月17日 16時) (レス) id: 110603a9b6 (このIDを非表示/違反報告)
kissberry?(プロフ) - すごい文才ですね!もうホントにメンバーの声が聞こえてくるようでした!続き楽しみにしてます(*^^*) (2017年8月17日 1時) (レス) id: 6713584b27 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:はちみつみゆ | 作成日時:2017年8月13日 18時