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「あーん!もうー!二階堂さんっ!!!」
「んだよっ?!」
「まだそれ装着しないで、ってさっき言ったじゃないですかっ!!」
「聞いてねぇし〜!!」
「言いましたー!!」
「いーや!ぜってぇ聞いてねぇ!!」
「言いましたってば!!」
ギャーギャーと、リハーサルで二階堂さんと揉めていると
後ろからパコッと二人して頭をはたかれる。
「うるっせぇよ!
ガキか、お前らはっ!」
「「………」」
ったく、ってまた定位置に打ち合わせをしに戻っていった北山さん。
.
「ほら、阿部ちゃんのせいでみつに怒られた」
「えー?!私のせいですかっ?!」
「阿部ちゃんが、うっさいから」
「そもそも二階堂さんがっ
「おい」
くるりとまたこちらを見て睨みをきかしてきた北山さんに
ふたりで口をギュッと閉じて、目線をそらした。
.
こんな感じで、あれから順調に(?)
毎日のようにコンサートへの準備の日々。
「もうすぐ新潟初日ですね」
「地方はあんま行く機会もないから楽しみだな〜」
黒いキャップを後ろにかぶり直して
水をガブガブと飲みながらウキウキしているその姿とは反対に、浮かない顔の私。
「私は不安でいっぱいです」
「なんで?」
「本番が近づくにつれて、やることが目まぐるしくて訳わかんない状態なんです」
「まぁでも、阿部ちゃんだけで作り上げてるわけじゃねぇんだから」
「それはそうですけど…、」
私ひとりが何かミスを犯して、それがとんでもない大事件になったらと思うと不安で仕方がない。
いつまでたっても私はこんな調子だし、あり得ない話でもない気がして。
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はちみつ(プロフ) - 梓さん» お話読んでくださってありがとうございます。ご指摘されましたところ、全て訂正いたしました^^* (2018年10月8日 8時) (レス) id: 110603a9b6 (このIDを非表示/違反報告)
梓 - こんばんは(*^^*) 夜遅くにすみません...。 沢山の直しを言ってしまいすみませんでした(>_<) (2018年10月8日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
梓 - またまた続けてのコメントですみません。 物語読んでいて思ったのですが...。 34のここの台詞 「反則やん、あれは…っ」 主人公ちゃんって関西出身の設定なんですか? (2018年10月6日 0時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
梓 - また続けてのコメントですみません...。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 24のここの台詞 だって阿部ちゃんは、他に仲良さそうに人もいないし 地方まで来て、一人でご飯食べるなんて寂しいじゃん? これ正しくは他に仲よさそうな人もではないんでしょうか? (2018年10月6日 0時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
梓 - 続けてのコメントですみません(>_<) これ棚じゃなくて椅子とか段差ではないんでしょうか? 低い棚ってなんですか? 聞いたことないのですが...。 (2018年10月6日 0時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はちみつみゆ | 作成日時:2017年7月28日 22時