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シーンと静まり返る部屋に、心臓の音が聞こえそうなくらいのドキドキ
.
そして、その沈黙を破ったのはみっくん
「…本当にいいんだな?」
「…う、うん…」
ギシッという音と共に近づく距離
「でっ、でも!
私初めてっ!なん…だけど…」
.
その言葉に停止したその距離
「………は?」
.
━ピンポーン
その時鳴り響いたインターホンの音
.
「……じーちゃん来たんじゃね?」
「そうかも…」
そのままみっくんは立ち上がって、私に布団をかぶせて
俺が出るから寝とけ、って部屋をあとにする
.
何やら玄関から聞こえる話し声を耳に
意識が朦朧としてくるのを感じる
さっきの出来事は一体なんだったんだろう
みっくんは本気であのまま私としようとしてたのかな…?
いや、でも!
まだ全然付き合ってるわけでもないのに?!
いや、でも!
散々煽ってたのは私か…っ!
私なに言っちゃってんだろう
完全に高熱で思考がおかしくなってた
こんな場面で処女を告白して、どーすんだ私
「もうこのまま消えたい……」
恥ずかしさと自己嫌悪で頭ぐちゃぐちゃで
いつの間にかそのまま眠りについていた
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はちみつ(プロフ) - まいこさん» コメント見落としチェック中でして今更ながら気付きました、ごめんなさい謝。素晴らしすぎるだなんて私なんかには勿体ないお言葉ありがとうございます!こちらこそいつも支えていただいて、いくらお礼を言っても足りないくらいです!これからもよろしくお願いします^^* (2019年5月7日 22時) (レス) id: 110603a9b6 (このIDを非表示/違反報告)
まいこ(プロフ) - はちみつさんの作品、素晴らしすぎてずっと読んでます。胸キュンをドキドキをありがとうございます(´;ω;`) (2018年8月16日 19時) (レス) id: 7d705b8093 (このIDを非表示/違反報告)
はちみつ(プロフ) - 藤北→あんず(*´˘`*)さん» 私もあんずさんの小説応援しますね♪ヽ(´▽`)/ (2017年5月11日 23時) (レス) id: 110603a9b6 (このIDを非表示/違反報告)
はちみつ(プロフ) - 匿名さん» こんばんは(^^)いや、これから先、藤北も有り得るかもしれませんよっ?!(笑)藤北に想われるなんて夢のようですよねー(*´∀`)生まれ変わるならそんな女の子に生まれ変わりたいです♪ヽ(´▽`)/(笑)これから先、女性社員も絡めつつまた更新がんばりまーす! (2017年5月11日 23時) (レス) id: 110603a9b6 (このIDを非表示/違反報告)
藤北→あんず(*´˘`*)(プロフ) - ……これは失礼な真似をしました……すみません……私はおばさん、はちみつさんはお姉さん!に訂正させていただきます。(笑)そうですね、頑張りましょう! (2017年5月11日 18時) (レス) id: b9eb095406 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はちみつみゆ | 作成日時:2017年4月22日 20時