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「ごちそうさまでしたっ!」
「ん、じゃあ行くか」
スタスタと行ってしまったので慌てて追っていくと、会計を終えてたみっくん
「あれ?お金っ、」
「あー、いいいい
10以上も下の女の子に金出させらんねーよ」
「………キュンっ!!!」
不意打ちの女の子扱いに思わずキュンとしまう
こういうとこ本当みっくんの悪いところでもあり、いいとこでもある
狙わずして、女の子をキュンキュンさせるとこ
「キュンを言葉に出すな」
「ありがとう!ごちそうさまでしたっ!」
「おう、これで明日から一週間我慢できるだろ?」
「………うん」
なんだよその間は、って笑われるけど
実際こんなんじゃ満たされないくらい寂しい
.
「そういえばどこに出張行くの?」
「大阪やで〜」
「まじでっか?!遠いやんけ〜!!」
「下手くそだなー大阪弁」
「みっくんだって下手くそじゃん」
そっから二人で大阪弁を言い合って
そんなくだらないことで笑い合う
本当にこういう何気ない時間も
一緒にいると楽しくて大好き
.
「うぅー、お家に着いちゃう…っ!」
もはや家が見えてきて
お別れが近付くにつれてもっと一緒にいたいという気持ち
「みっくん?」
「ん?」
家の前まで着いて、立ち止まってみっくんを見上げる
「…早く帰ってきてね…?」
「うーん、早くは帰れないと思うけど」
「もーっ!!
そこは、なるべく早く帰ってくるから待ってろよ、とかさーっ!!」
「そんなん言ったらまたみかが、キュンってなっちゃうんだろ?」
「そりゃなりますよっ!!」
「だから言わないんすよ」
「意地悪っ!!」
プンプンおこおこしていると
不意に近づくみっくんの唇
.
「……え、」
.
「みか、おやすみ」
耳元でとびっきりの甘い声でそう囁いて
ニヤリと笑い、じゃーなーって去っていくみっくん
「あわわ…っ!//」
ゾクゾクと身体中にみっくんの甘い声が染み渡って、腰が抜けるんじゃないなと思ったくらいの破壊力
「キューンっっ!!!」
駄目だ、
完全にみっくんの勝ちだ
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はちみつ(プロフ) - まいこさん» コメント見落としチェック中でして今更ながら気付きました、ごめんなさい謝。素晴らしすぎるだなんて私なんかには勿体ないお言葉ありがとうございます!こちらこそいつも支えていただいて、いくらお礼を言っても足りないくらいです!これからもよろしくお願いします^^* (2019年5月7日 22時) (レス) id: 110603a9b6 (このIDを非表示/違反報告)
まいこ(プロフ) - はちみつさんの作品、素晴らしすぎてずっと読んでます。胸キュンをドキドキをありがとうございます(´;ω;`) (2018年8月16日 19時) (レス) id: 7d705b8093 (このIDを非表示/違反報告)
はちみつ(プロフ) - 藤北→あんず(*´˘`*)さん» 私もあんずさんの小説応援しますね♪ヽ(´▽`)/ (2017年5月11日 23時) (レス) id: 110603a9b6 (このIDを非表示/違反報告)
はちみつ(プロフ) - 匿名さん» こんばんは(^^)いや、これから先、藤北も有り得るかもしれませんよっ?!(笑)藤北に想われるなんて夢のようですよねー(*´∀`)生まれ変わるならそんな女の子に生まれ変わりたいです♪ヽ(´▽`)/(笑)これから先、女性社員も絡めつつまた更新がんばりまーす! (2017年5月11日 23時) (レス) id: 110603a9b6 (このIDを非表示/違反報告)
藤北→あんず(*´˘`*)(プロフ) - ……これは失礼な真似をしました……すみません……私はおばさん、はちみつさんはお姉さん!に訂正させていただきます。(笑)そうですね、頑張りましょう! (2017年5月11日 18時) (レス) id: b9eb095406 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はちみつみゆ | 作成日時:2017年4月22日 20時