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sn「あれ？そういえばちゃんと意識があるときに会うのって初めてだっけ」
前向きに担がれたから布面越しに至近距離にある彼の顔が彼の手によって布面が横にずらされ、優しそうな髭が少し生えている顔が現れる。
sn「どうも、軍医やらせて貰ってますしんぺい神だよ
君が倒れて救護室に運び込まれたから、俺が容態見てたんだよ」
「兵士のAです、ご迷惑をおかけしてしまったようで...すみません
ですが、もう大丈夫ですのでこれ以上は...」
うわぁぁぁ！
やっぱりね！？
幹部区域にある救護しつプレートのある部屋で診てくれる人なんて、しんぺい神様以外いないもんね！？
なんとなく予想していたけれどまさかこの状況でそれを言われるとは思わなかった。
担がれたまま土下座したい気持ちをぐっと抑え下ろして欲しいと伝えれば、わたしが肩からずり落ちないように腰に手を添えていたしんぺい神様の手に力がはいる。
sn「...あのさ、大丈夫なんて俺の前ですよく言えるよね
大丈夫なわけないでしょ、そんな真っ青な顔してこんな熱い体して...
軍医舐めないでくれる？」
ギロリ、至近距離で睨まれ、蛇に睨まれた蛙よろしく固まる私。
し、しんぺい神様のさっきまでの怒り方が可愛らしかったのと雰囲気がふわふわしていたからすっかり忘れていたけれど、彼も幹部で軍医とはいえ相当な腕の持ち主だった。
殺気さえ込められたような睨みにびくりと固まっていれば、困ったようにため息をついたしんぺい神様がよしよしと私の体を支える手で背中を撫でる。
sn「怖がらせたいわけじゃないんだよ...ごめんね
ただ、自分の体大切にしないなら俺は本気で怒るよ？
...後、さっきから隠れて笑ってるやつは降りてこい！！」
幹部区域の私がまだ行ったことのない道に入れば、しんぺい神様が歩みを止めて一度私を床に下ろしてくれる。
ふわ、と久し振りに地面に足をつけた私がしんぺい神様に支えられてながら彼の見つめる先を辿れば、天井のダクトからなにか緑色が落ちてくる。
「っ...！」
zm「なんや、バレとったんか
ちーっす、ちっす、ちっす、どうも、ゾムやで
君が目覚めたときに同じ部屋におったんやけど、気づいてた？」
「ゾム様、おはようございます。
...いえ、気づきませんでした
いらっしゃったんですね」
寝起きからやらかしたと思って焦っていたから正直あまり朝の記憶はない。
けど、結構見渡してたのに本当にあの部屋の中にいたの！？
嘘をつく必要もないから、居たんだろう。
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透明玄師(プロフ) - Mochi もち。@wdsさん» 直してきます！！教えていただいてありがとうございます！！ (2019年1月26日 1時) (
レス) id: 9aba64d5b7 (このIDを非表示/違反報告)
Mochi もち。@wds - 密かな攻防戦の下から二番目のところしんぺいしんぺいってなってますが… (2019年1月26日 1時) (レス) id: 4155986ea3 (このIDを非表示/違反報告)
透明玄師(プロフ) - ロキが好きなきなこさん» いえいえ、そんなアドバイスで参考になるかわかりませんが...今リアルが忙しくなりつつあり自分の更新で手一杯なので読めませんが、いつかきなこなこさんの作品も読ませていただきます...！プロフで飛んだんで気になるお話があって早く読みたいです（（（ (2019年1月7日 19時) (レス) id: 9aba64d5b7 (このIDを非表示/違反報告)
ロキが好きなきなこ(プロフ) - 透明玄師さん» 返信ありがとうございます！めっちゃ分かりやすいです！戦闘シーン書くとき参考にさせていただきます！ (2019年1月7日 12時) (レス) id: e01afae4f6 (このIDを非表示/違反報告)
透明玄師(プロフ) - ロキが好きなきなこさん» わぁぁ惚れ...！？ありがとうございます！！文字数的にあれなんで簡潔に、ですが私が気をつけているのは、戦闘に対する知識の経験値を積むこと、ありえない動きはさせない、表現を日常的な動きに例える、適度に文を区切り台詞を入れる、ですお役に立てましたでしようか (2019年1月6日 22時) (レス) id: 9aba64d5b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：透明玄師 | 作成日時：2019年1月1日 1時
