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ちらほらとしんぺい神様に気づくものが現れ、隣の彼と同じなのか関係を迫られたものはそそくさと訓練場から姿を消す。
「...な、なぁ、しんぺい神様こっちにきてないか？」
「えぇ...貴方に用があるのでは？」
真っ直ぐにこちらへ向かってくる大柄の布面男性の図はふつうに怖い。
ずんずん近寄られて、ついに隣の彼が小さく悲鳴をあげるとガシッと手を掴まれていた。
...私の。
sn「捕まえた！！
もう、熱でぶっ倒れた癖にまた訓練なんかして、怒るよ？」
「...え、あの」
sn「なに、Aちゃん言い訳は聞かないからね！
まったく、Aちゃんが男だったら体に教えてあげたのに...惜しいな」
「.......」
sn「よしよし、いい子だね
あ、そこの君これ片付けておいてくれる？
Aちゃんはしっかりと寝かしつけておくからこの子の上司にもよろしく言っておいてね」
「あっはい！」
あっはい！...じゃねぇよ！？
訳がわからないまままくしたてられて、大柄の男性とは思えないほど可愛いそぶりでプリプリと怒る。
隣で逃げ腰だった男は自分が標的じゃないことに安心したのか、私が使っていた練習用の剣をしんぺい神様に手渡されて安心したほっとした笑顔で受け取っていた。
...お前、あとで覚えてろよ？
ガシッと逞しい手で腰を掴まれたかと思うと、軽くしゃがんだしんぺい神様にあっという間に担がれて、なすすべもなく歩き出すしんぺい神様にされるがままで訓練場から退散することになった。
sn「ごめんね、この体勢辛いだろうけど人目を気にしてるみたいだからこうさせてもらったよ」
「あ、いえ大丈夫です」
...まぁ、人目は気にならないはずが無いよね。
訓練場にいる人の全員の目を集めて一般兵で女の私がしんぺい神様に担がれてるんだから。
今こそ人気のない廊下に差し掛かったけれど、騒ぎを聞きつけてか少し上の位の兵士まで出てくれば、私の上司までもが廊下に出てきて、ジェスチャーで謝ればわけがわからないと言った顔をしながら首をぶんぶん縦に振っていた。
というより、ナチュラルに名前を呼ばれて話が続くけれど、私としんぺい神様は初対面では...？
sn「まったく、まだ全然熱下がってないのによく動けるよね？」
「すみません....
あの、しんぺい神様はどうして私の名前を？」
たしかにここ数日はいきなり幹部様ほぼ全員と、対面しているけれど、しんぺい神様との面識はない。
それなのに名前と顔まで覚えられていることに動揺が隠せない。
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透明玄師(プロフ) - Mochi もち。@wdsさん» 直してきます！！教えていただいてありがとうございます！！ (2019年1月26日 1時) (
レス) id: 9aba64d5b7 (このIDを非表示/違反報告)
Mochi もち。@wds - 密かな攻防戦の下から二番目のところしんぺいしんぺいってなってますが… (2019年1月26日 1時) (レス) id: 4155986ea3 (このIDを非表示/違反報告)
透明玄師(プロフ) - ロキが好きなきなこさん» いえいえ、そんなアドバイスで参考になるかわかりませんが...今リアルが忙しくなりつつあり自分の更新で手一杯なので読めませんが、いつかきなこなこさんの作品も読ませていただきます...！プロフで飛んだんで気になるお話があって早く読みたいです（（（ (2019年1月7日 19時) (レス) id: 9aba64d5b7 (このIDを非表示/違反報告)
ロキが好きなきなこ(プロフ) - 透明玄師さん» 返信ありがとうございます！めっちゃ分かりやすいです！戦闘シーン書くとき参考にさせていただきます！ (2019年1月7日 12時) (レス) id: e01afae4f6 (このIDを非表示/違反報告)
透明玄師(プロフ) - ロキが好きなきなこさん» わぁぁ惚れ...！？ありがとうございます！！文字数的にあれなんで簡潔に、ですが私が気をつけているのは、戦闘に対する知識の経験値を積むこと、ありえない動きはさせない、表現を日常的な動きに例える、適度に文を区切り台詞を入れる、ですお役に立てましたでしようか (2019年1月6日 22時) (レス) id: 9aba64d5b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：透明玄師 | 作成日時：2019年1月1日 1時
