直談判 ページ8
*
すっごい…うちの総統室とは相当違う…
あ、今のダジャレです(言ってる場合か)
藍国の総統室は豪華。
藍色と黒を基調としたデザインに、金の装飾。
すごい立派やな…
うちの総統室はほぼ普通の部屋に豪華な椅子と机置いてあるだけの様なもんやし
感心していると総統様が口を開いた。
藍国総統「我々国幹部、A。何用だ？何故この国に来た？」
『…私は今の我々国が嫌いです。みんなみんな可笑しい。私はある日を境に急に態度を変えられ、酷い扱いを受けました。また、ひとりの同僚は気を病んでしまいました。』
藍国総統「…だから何だ」
『私を藍国のスパイにして下さい。私はあの国をどん底に突き落としたいのです。その為に藍国へやってきました。同僚達には偵察だと偽って。』
藍国総統「…本当か？嘘だと言うなら今のうちに言え。処刑するぞ。」
『誠です。信じてもらうためにもひとつ情報を持ってまいりました。どうか、よろしくお願いします』
私は一枚の紙を手渡した。
藍国兵士「…これは！！」
『近々我々国は貴方達の国に宣戦布告するつもりです。その時の藍国への攻め方についての方針の書かれた書類になります。』
昨日トントンからもらった書類を一枚取っておいたんだ。この為に。
これで信じてもらえるだろう。
藍国総統「…分かった。これから藍国のスパイとして情報をここに送るように。裏切る様な動きがあったら即刻処刑するからな。」
総統はデータを送る場所の書かれた紙を手渡した。
『有難う御座います。それでは最後に一応自己紹介を。順番がおかしくなり申し訳ございません。私はAです。我々国の第3近距離部隊長であり、幹部です。』
藍国総統「…それじゃあ私からも改めて自己紹介をしよう。藍国総統、モル・アーレン・アイだ。モル様とでも呼んでくれ。」
『はい、モル様。それでは。』
無事藍国のスパイとなることができた。
待ってろよ我々国！
お前らをどん底に突き落としてやる！
無能の底力、見せたるわ！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 742人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
天神 - うわあああああ、凄く切ないいいいい……過去のお話大好きです更新楽しみにしてます！ (2022年2月19日 17時) (
レス) @page30 id: e6b77afed7 (このIDを非表示/違反報告)
佑々木(プロフ) - 更新ｷﾀｰ♪───Ｏ（≧∇≦）Ｏ────♪ ヤバいなぁ、そっか、そうなるよなぁ......(訳:どう終わるのかめちゃくちゃ気になるけど終わってほしくないです。凄い好きです。ありがとうございます) (2021年12月16日 6時) (レス) @page29 id: 886acc1c14 (このIDを非表示/違反報告)
Looope - grさんを本当にやれるのか、うわ......過去一かっこいいスカッとする作品だ......更新頑張ってください！応援します...！ (2021年10月10日 4時) (レス) @page26 id: 138a405741 (このIDを非表示/違反報告)
紺 - 切な悲しい… 泣きそう…（°Ａ°） (2021年9月7日 16時) (レス) id: b406379d0b (このIDを非表示/違反報告)
クリームパン - 読み返すのいいよ！！私はそうしてます (2021年9月4日 17時) (レス) id: 23f404288e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：缶詰天使 | 作成日時：2021年7月20日 21時
