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ingestion(shion) ページ32

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ある日のコンビニアルバイト中




祥「Aちゃん!スイーツの新作きてるで!」


『え!ほんと?』




アルバイト仲間の祥生くん

長めの金髪をハーフアップにしているふわふわはんなり京美人


美人だねと言うと照れながらありがとう…と返ってくるのがかわいくて

そんなやり取りを会うたびにしていたら仲良くなった



高校生の頃からここでアルバイトしていたわたしと大学生になってから始めた祥生くんは同い年




『プリンだ!しかもポミポミプリンのカップ付き!

祥生くんじゃん』


祥「え?どういうこと?俺?」




そしてここにはもう1人同い年がいる


わたしと同じく高校生から働いていて




汐「しゃべってないで手動かせ」




冷たい視線と低めの掠れた声でそう言う


どうやら祥生くんとわたしが仲良くなることをよく思っていないらしい彼


鶴房汐恩


わたしの恋人である




「『は〜〜い』」




やる気のなさそうなゆるい返事が被った祥生くんとふはは(笑)と顔を見合わせて笑う


ちっ と向こうのほうで舌打ちが聞こえたのでこの辺にしておこう



お客さんの流れも一旦落ち着いたので休憩に入ろうとバックヤードに戻ると後ろから声をかけられた


汐「A」


『ん?』


汐「明日休みだよな?」


『うん』


汐「今日終わったら俺ん家な」


『… わかった!』


汐「おう」



汐恩くんちょっと怒ってたかな?
顔がだいぶ怖かったんだけど…



その後も汐恩くんの様子をちらちらと伺いつつ祥生くんとたのしくお話していたらいつの間にかシフトの時間が終わっていた




汐「A 帰るぞ」


『っ!はーい!』


祥「もうあがりか!Aちゃんお疲れさま〜」


『お疲れさま!祥生くんまたね!』




まだあと1時間シフトが残っている祥生くんに手を振ってロッカールームに戻り制服を脱いで荷物を持って外に出る




『っお待たせ』


汐「…おぅ」




店の壁に背中を預けて立っていた汐恩くんがこちらを向いて小さく返事をする




汐「いくか」




さりげなく左手を繋がれて歩き出す




いつもよりちょっと不機嫌そうな彼の手は大きくて温かくてすこし汗ばんでいた







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こんぺいと(プロフ) - 訫さん» わ〜ありがとうございます( ; ; )中々更新できずすみません!引き続き読んでいただけたらうれしいです°(°´ᯅ`°)° (2023年5月8日 4時) (レス) id: e228441695 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 更新お待ちしておりました…!これからのお話も楽しみにしています…! (2022年12月3日 2時) (レス) id: ee7d531e6f (このIDを非表示/違反報告)
こんぺいと(プロフ) - みぃさん» 更新がしばらくできず返信も遅くなってしまいすみませんでした( ; ; )そのように言っていただけてとてもうれしいです(๑o̴̶̷̥᷅﹏o̴̶̷̥᷅๑)がんばります!ヤンデレ最高! (2022年12月2日 1時) (レス) id: e228441695 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ - ヤンデレ最高ですね!JO1のヤンデレ書いている方が少ないので嬉しいです!頑張ってください! (2022年6月27日 23時) (レス) id: e08e4cc095 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こんぺいと | 作成日時:2022年5月25日 22時

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