MAD BOY

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『でもさぁ...！都合いい女になるのも嫌だしさぁ...』


豆「まぁたしかにそれは分かりますけど...」


翔「まぁでも！今日は蓮さんの事は一旦忘れて飲みましょ？ね？Aさん？」


『そうだね..！そうする！今日はまだまだ飲むぞぉ〜〜』


豆「もう翔也くん Aさんの飲みスイッチ入れないでくださいよ〜(笑)」


翔「ごめん(笑)」



＿＿＿＿



その後案の定べろべろになったわたし



目の前で翔也くんと一成くんが何か話してるけど何も聞こえない


ふわふわしていい気分


2人とも本当にかわいいなぁ



『いっせぇくん〜ほっぺがもちもちですねぇ〜』


ほっぺをぷにぷにすると


あからさまに不機嫌ですよって顔をする


それもかわいい



『しょうやくぅんかわいいねぇ』


頭をぽんぽんすると


翔「あぁ ありがとうございます...」



ありがとうございますって...


なに



かわいい



豆「Aさんまじでやばいですよ酔いすぎですこれは

どうしますか翔也くん」


翔「う〜ん


あ じゃあ僕がAさん送っていくよ」


豆「まじですか？それは助かります」


翔「まぁ僕が飲んでくださいって言って飲ませちゃったからね(笑)」


豆「ほんとですよ！ちゃんと責任取って連れて帰ってあげてくださいね(笑)」


翔「うん わかった」



＿＿＿＿




翔「それで連れて帰ってきました」



『ここ...わたしの家じゃないよ...？』



翔「そうですね



僕の家です」



『なんで...』


翔「なんでって


連れて帰るって約束したので」


『いやでもそれって私の家に送り届けてくださいって意味じゃ...』


翔「だって僕 Aさんのお家の場所知らないですし」


たしかに...それはそうだ


翔「Aさんに何度かお家の場所聞いたんですけど


酔っぱらいすぎてまともに答えてくれなかったです


僕の家でもいいですか？って聞いたら


いいよ〜翔也くんのお家いきたい


って言ったのAさんです」



わたし...そんな事を...


恥ずかしい




翔「僕嬉しかったです



やっとAさんと2人きりになれるって」




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