MAD BOY

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数日後



お昼休み


いつものようにカフェに向かおうとすると


瑠「ねぇ」


瑠姫くんに声をかけられた



瑠「俺もついて行っていい？」


『え... 』


瑠「だめ？」


『あ いや ...』


瑠「よしっじゃあいこ！」


『あぁ...ちょっと待って』



カフェについて



いつものように純喜くんからのメッセージを確認する



瑠「えっ...」


『...？』


瑠「あいや...ちょっと見えちゃったんだけど

それ 彼氏？」


『あ うん そうだけど...？』


瑠「ちょっと見せて」



瑠姫くんはそう言うとわたしの手からスマホを奪った


瑠姫くんは大きな目を見開きながら少しずつ画面をスクロールしていく



『どうかした...？』


瑠「このメッセージ全部彼氏なんだよね...?」


『？...そうだよ』


瑠「だいじょうぶなの...？」


『だいじょうぶって？』


瑠「いや...このメッセージの数


異常でしょ...」



異常......？



『普通だよ？』


瑠「は...？」


『確かに純喜くんは他の人よりはちょっと連絡が多いかもしれないけど

これは純喜くんからの愛なの』


瑠「...」


『わたしはこれが幸せなの

純喜くんからの愛をたくさん感じられて嬉しいの

愛されてるって実感できるから

だから心配なんていらないよ？』



ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ



純喜くんから電話だ



『瑠姫くんごめん また後でね』



瑠姫くんの前で電話するのはさすがに恥ずかしいのでひとりお店を出る



瑠姫は茫然として暫くその場から動けなかった



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