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「すみません... お邪魔しちゃって...」
『あぁ... いえいえ とんでもないです』
鍵を失くしてひどく焦っている様だったので
ほろ酔いで気分が良かったわたしは何も考えずに“よかったらわたしの部屋で探しますか?”と声をかけていた
彼は與那城 奨と名乗った
歳はわたしより2つ上のお兄さん
何年もこのマンションに住んでいたけれどお隣さんがこんなイケメンだったなんて知らなかった
彼曰くマンション内で何度か挨拶をしたことはあるようだけどわたしが隣人だったことは知らなかったみたい
『あっ何か飲まれます? 気が効かなくてすみません...』
奨「ではコーヒーを頂いてもいいですか?」
『コーヒーですね わかりました』
聞くと彼はコーヒーに目がないらしい
奨「あれ これもしかして○○でしか手に入らないやつじゃないですか?」
と目をきらきらさせながらこちらを見る
『気付きました?さすがコーヒー好き!
実はわたしもコーヒーだいすきなんです』
コーヒー好き以外にも
海が好きなこと 犬より断然猫派なことなど
共通点がたくさん見つかったわたしたちは一気に意気投合した
『こんなに共通点が多い人はじめてです!』
奨「ほんとにびっくりだね」
『與那城さんは...』
奨「奨」
『え...?』
奨「奨でいいよ」
なんて真剣な目をしてこちらを見つめるから
『奨...くん...』
奨「ん...
なぁに Aちゃん...?」
『...//』
そんなに優しい目で見つめられると...
心臓もたないよ...
奨「俺はAちゃんともっと仲良くなりたいな
Aちゃんは?」
『わ...わたしもですっ』
奨「ふふっ よかった
これからまたこうやってAちゃんのお部屋に会いにきてもいい?」
『はいっ』
“かわいい(笑)”なんて言いながら頭を撫でてきて
いよいよわたしの恥ずかしさがMAXに
奨「じゃあ 俺はそろそろ帰ろうかな」
え もう帰っちゃうの...?
奨「そんな寂しそうな顔しないで?」
『へっ?』
奨「もう帰っちゃうの?って顔してたから」
『......そんな顔...してないです』
顔に出てたなんて恥ずかしすぎる
誤魔化してみたけど奨くんにはお見通しみたいで
奨「そう?
まぁ またすぐ会いにくるから ね?」
ってまた優しい目をしてわたしを見つめる
奨「コーヒーごちそうさまでした」
そう言って奨くんは自分のお部屋に帰っていった
ん...?
なんか忘れてるような......
まいっか
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こんぺいと(プロフ) - 訫さん» わ〜ありがとうございます( ; ; )中々更新できずすみません!引き続き読んでいただけたらうれしいです°(°´ᯅ`°)° (2023年5月8日 4時) (レス) id: e228441695 (このIDを非表示/違反報告)
訫(プロフ) - 更新お待ちしておりました…!これからのお話も楽しみにしています…! (2022年12月3日 2時) (レス) id: ee7d531e6f (このIDを非表示/違反報告)
こんぺいと(プロフ) - みぃさん» 更新がしばらくできず返信も遅くなってしまいすみませんでした( ; ; )そのように言っていただけてとてもうれしいです(๑o̴̶̷̥᷅﹏o̴̶̷̥᷅๑)がんばります!ヤンデレ最高! (2022年12月2日 1時) (レス) id: e228441695 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ - ヤンデレ最高ですね!JO1のヤンデレ書いている方が少ないので嬉しいです!頑張ってください! (2022年6月27日 23時) (レス) id: e08e4cc095 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こんぺいと | 作成日時:2022年5月25日 22時