"地味系お下げ眼鏡"、月永レオに猛アピール中【月永レオ】

アピール13 ページ21

レオ視点







レオ「…A………」




その姿は、昔あったあの少女に凄く似ていた。少し違うのはもっと大人っぽくなったことと、テンションが高いこと。

それだけ。あの少女とは、とても似ても似つかない性格だがその容姿は完全に一致。





レオ「………。」





彼女は、どう思ってるのだろうか。
俺が思う少女と彼女は、やはり同一人物なのか。




調べたいところだけど、




怖がらせた後にすぐ問い詰めるのは、騎士としてダメなんだ。






＿＿＿＿
貴方視点







嵐「あらあら！Aちゃんついに明かしてくれたのね！」


凛月「…俺、なんかその姿苦手…」




嵐ちゃんは、くねくねしながら笑顔で私を抱き寄せて頭を撫でてくる。うむ、さすが嵐ちゃんの吸収力←



泉「…」


凛月「セッちゃん嫉妬深いね〜」


泉「黙ってくまくん」



じゃれ愛を横目に、嵐ちゃんは「お化粧したいお顔ね！！」なんて言ってる。聞き用によってはすんごい意味←



嵐「でも、王さまと雑誌の表紙に載る企画なんだからお化粧はしないとね？」



『あー、なるほどなるほど…………




は？』


レオ「…？ナル、どういう事だ？」




嵐「あら？私王さまには教えてなかったかしら？」


レオ「Knightsのお仕事は雑誌モデルだけど、その中で表紙を飾るのは俺と、とびっきり可愛い子って聞いたぞ……？」



嵐「それが、Aちゃんよ！ぴったりでしょ！？」




『うっそ……』




雑誌モデルとは聞いたけど……。


まさか、レオくんとツーショットで雑誌の顔とも言える表紙に乗るなんて……。



泉「……？なんかすごく幸せオーラが飛んでくるんだけど、ちょ〜うざぁい」


司「Marvelous！お姉様！fightです…♪」




私、今日が命日かもしれない………。

宣伝→←アピール12,7

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す