アピール9 ページ13
貴方視点
『はぁ………なんでこんな事になったんだ…?』
放課後、特別空き教室の更衣室で私はため息をつく。目の前には、お下げとして止めていたゴムを取り、ストレート。
メガネを取ったら、パッチリとしたサファイアの瞳。
まさに美人と呼べる人物。
私の二重人格と呼んでも可笑しくはなく、私の1番嫌な姿。
嵐「ちゃんと、お姉ちゃんに見せてね!」
凛月「全部だからね?」
『分かってるから』
…シュルりと、胸のサラシを外す。
膨らみを生地で抑えて、まぁ本当の私は出来た。
はぁ………出たくない。
そもそも、なんで見せなければならないんだ?
「ちょっと、試し見みたいな物よ!」と言っては居たのだが……。
レオくんに癒されたい…←
まぁでも、出ないとダメだから
『で、出来たから開けるよ?』
嵐「いいわよぉ!!」
凛月「ワクワクするねぇ…♪」
ドアの前からワクワクした声が聞こえる。
…これで、私への態度が変わったしたら…………。
折角築いた友達が……変わったら。
そして、レオくんに言われたら私は、死ぬ。←
よっしゃ逝こう←
『お願いだからあんま見ないでね!!』
バアンッ
……?
なんか、無言…?
凛月「、、、…。」
嵐「……綺麗!!やっぱり綺麗だわぁ!!私の目は確かだったのねぇ!!」
『は、はずい………』
ポカーンとする凛月くんに対して、嵐ちゃんはピョンピョン跳ねて私の手を取って微笑む。。
待って、女子力高い。知ってたけど
嵐「Aちゃん!文句なしの合格よ!」
『え?何が?』
嵐「あら?言ってなかったかしら?雑誌モデルよ!」
『は い ?』
雑誌モデルって、あの………?
いかにも美少年と美少女が出るあの……。
『む、無理無理無理無理無理無理!!!!』
雑誌モデルやるぐらいなら、レオくんの雑誌食っておきたい←←←
嵐「お願い!うちの事務所のマネから「美少女」連れてきてって言われたの!しかも飛び切りの美少女よ!」
『で、でも私じゃなくても杏ちゃんとか…』
嵐「あの子、カメラが嫌いとか言って来てくれないの。だからそれに、私はAちゃんにやってもらいたいの!」
お願いっ!と手を合わせてお願いされてしまっては、私はうんとしか言えないじゃないか。
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*スバルと大吉推しのアヤ*(プロフ) - (名前)さん» ありがとうございます!更新気長に待っていただけると幸いです! (2018年3月25日 14時) (レス) id: 6d7c3046ee (このIDを非表示/違反報告)
*スバルと大吉推しのアヤ*(プロフ) - 夕波千鳥さん» あぁ、ありがとうございます!更新を待ってくれるのは本当にありがたい限りです!すぐに更新するのでお待ちを…← (2018年3月25日 14時) (レス) id: 6d7c3046ee (このIDを非表示/違反報告)
(名前) - 夕波千鳥さん» そうですね!! (2018年3月25日 9時) (レス) id: fe02a3a839 (このIDを非表示/違反報告)
夕波千鳥(プロフ) - (名前)さん» そうですね!でも妄想を文章化するのは大変なのですよね...楽しみに気長に待ちましょ! (2018年3月24日 23時) (レス) id: a4b1727e74 (このIDを非表示/違反報告)
(名前) - 夕波千鳥さん» ですよね!!めっちゃ面白いですよね!!もう今すぐにでも更新してほしい!! (2018年3月24日 22時) (レス) id: fe02a3a839 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アヤ* | 作成日時:2018年3月17日 10時