【Knights】私の王子さま達は、私に執着しているようで【王国パロ】

5人の騎士様 さんわ ページ5

貴方視点



『ふぁ……変態王子ですか』



泉「はぁ！？ちょ〜ウザイ！ただ俺は、素直な感想言ってやったんだけど！？」



瀬名泉王子は、わかめ頭をぶんぶん揺らして怒っている。あ、アホ毛たった。


ガシッ



『ふぁ？』


レオ「……お前………




すんごく可愛いなっ！どこの王女なんだ？教えてくれ！」


華奢で小柄な王子、月永レオ王子は私の手を掴んでぶんぶん振り回す。あぁ、痛い。でも彼は、可愛い。


『私は、綾瀬家の綾瀬Aです。よろしくお願いします。月永レオ王子』


レオ「ふむ…綾瀬家か…。」


『？』



レオ「っていうか、なんで俺の名前知ってるんだ！あれか！宇宙人か！」


泉「そりゃあ、あんたは騎士の世界トップなんだから知ってるやつもいるでしょ？


あ、俺は世界でトップ2だからぁ？よろしくねぇ？A。」


『あ、ハイ』


どうやら悪い人では無いらしい。
特にレオ王子はそういうオーラだから大丈夫だろう。仮に何かあっても、綾斗がいる。



？「ちなみに、トップ3はこの俺。朔間凛月だよ…♪A王女。」


『ひゃあ！？』



すると、腰から首元まで何かなぞられる感覚に陥る。そこまで。スパークする感覚に変な声を出してしまった。

恥ずかしい。



ぱっと。後ろを見ると気だるげな様子で騎士の服を身につける王子がいた。それに対し、赤い瞳は吸い込まれそう。


…ハッ！


『ちょ、と、何やってるんですか！？セクハラですよ！』


凛月「ん〜?最近はこんな事で怒られるの？ま〜くんは許してくれる…。」


『女の子です！私！』



凛月「むぅ………ダメ？」



『可愛くしてもダメ！』



ぷく〜と頬をふくらませてぎゅっと抱きつく彼にちょっときゅんってしたのは内緒。
甘え上手なのだろうか？一人っ子の私に鋭いところを付いてくる。



泉「あ！くまくん！来てたの！？」


『え……くまくんって可愛い』



泉「っあぁ〜！もう！癖！今の無し！」



なんか、トップクラスの騎士様達の可愛い一面が見れた感じです。

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