【Knights】私の王子さま達は、私に執着しているようで【王国パロ】

5人の騎士様 じゅうわ ページ12

貴方視点





それでも、しつこく彼らは踊ろうと名乗る。
私は、ずっと苦笑いを浮かべて「ごめんなさい」を連破していた。


しつこい。



とにかく、これも含めて今日はあまりいい事がないような気がする。



『はぁ………』



ため息が出るほどの、苦痛だ。






＿＿「cuteお姉さまに、ため息は勿体ないですよ。」



『へ！？』



突然、ぐいっと手を引かれる。

バランスを崩してしまう私の腰に手が回る。とても大切なものを扱うような手つきだ。
この声は、幼いようで大人の声が混ざった声。



『司くん…？』


司「司王子と呼んでください。A王女。」


『…？司王子』




司「いい子です。A王女…♪」




彼は、優雅に微笑むと私の手をするりと取って手の甲に唇を押し付ける。
一瞬ついた生暖かいものにびくりと跳ね上がる。


『へ…！？』


司「A王女」



『は、はい……』



腰をさらに引き寄せられて、もうキスしちゃいそうなほど近い。
バクバクなる心臓聞こえてないか心配だ。


そんな私に、彼は耳元でこう呟いた。








＿＿司「私と踊って頂けますよね？A王女」




私は、真っ赤になりながらも『はい…』と呟いた。




＿＿＿＿＿


今回ちょっとみじかいです。
ごめんなさい……。

わたし、最近欲しいものがあるんです。
あの、ブロフ？とかあるじゃないですか。そこのボードで誰でもいいから話したいなぁって……←

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