衣更真緒は、思ったよりもどす黒い【衣更真緒】

衣更真緒の裏 Part25 ページ30

貴方視点





『じゃ〜んっ！オシャレしてみました！』


真緒「おー、お前にしてはセンスがある服だな。どうせ瀬名先輩と鳴上に頼んだんだろ？」


『ピンポーン！』


この前、Knightsみんなでショッピングに行った時………
「あんたも”一応”女だから、ついでにデート服とかお洒落服とか持っといた方がいいよぉ。ださ女がさらにダサく見えるから｣って言われたから買ったやつ！←

正直言うと、瀬名先輩腹パンしました←



真緒「俺のためにお洒落してくれたんだな！」


『自意識過剰おつ』


あのね？分かる？


『真緒くん一応アイドル。その隣に並ぶ私はとても惨めに見えるからこんなお洒落してるの。』


そう言うと、真緒はにっこり笑った。





真緒「……俺は、どんなお前も好きだぞ(イケボ」



『きゃぁぁぁぁあ！！梶〇貴！』←


声は好きだぞ！！

話してる内容は別だけどさ！←


***




『……』



家に出たのは良いものの……。




ファン1「あ、あの……！Tricksterの衣更真緒さんですよね！？私大ファンなんです！握手してください！」


真緒「あ、はい！いいですよ！(ニコッ」



変装は一応していたのだが、凄く鋭いファンに捕まってそれから彼女達が小さな列を作っていた。
私は、なにか抵抗を試みるもののファン達の鋭い視線に怖気ついただけ。

真緒くんは笑顔で対応している。


真緒「ごめ、少しだけ待っててくれないか？」


『りょーかい。』


……なんか




『寂しいなぁ…』


真緒「え」



『へ？』




……私、なにか凄いことを言ってしまった…。


『ち。ちちちち、違うから！いや、あ、あの……


Knightsの皆がいないから、寂しいなぁって……？』



慌てて修正する。

やばい、多分今真っ赤かも。




真緒「……後でたっぷり構ってやるからな？」



『ひぇ』



ダメだ。




こいつ、今すごいドSモードである←
ファンには見せないくせに、私には嘲笑う彼。

そのまま何事もなくファンに笑顔を向けた。






待って1人で真っ赤になってるわたしを置いていくなよ、馬鹿。
















真緒「……あいつ、やっぱかわいぃ……ｯ…」



あー、抱きしめたい。なんて真緒くんは呟いていた。




＿＿＿＿

インフルエンザさんのおかげで、席次が30番下がりますた←

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