月永レオと瀬名泉 No,9 ページ12
No,視点……
「んっ………ん、！れお、く……あぅ」
あの後、止まることのないレオに泉は、付き合うだけだった。
甘い声とリップ音、息遣いは部屋に充分すぎるほど響いた。
清潔過ぎる程気を使う彼女も、髪をボサボサにし、汗を滴らせてシーツに埋もれる。
否、月明かりは悔しいぐらいに照らしてくれる。
「セ、ナ……可愛い」
「うるさい…」
真っ赤に染まった顔も
潤いを示す瞳も何もかも、晒される。
試しに、すっ…と、首筋に手を滑らせるとびくんっと大きく波立つのが＿面白い。
彼女は、首筋と耳が弱いのだ。
――――はぁ……とレオの口から緊張まじりのくぐもった息が吐き出される。
「セナ……」
「…レオ、く……ん」
恋人のように、名前を呼び合う2人。
ドキドキと高鳴る心臓音。交わされる視線。
誰も、この2人の空気に入れない。
(セナはやっぱり綺麗だ…。)
静かな呼吸音の中、レオはしみじみとそう実感する。目の前にいる、自分だけの彼女。
この瞳も美貌も、彼女の性格も全て丸ごと狂うほどの愛情に、酷く”目眩”がした。
だって、こんな彼女を見ることを出来るのは世界中に1人。レオだけ。
レオだけに許された立場に立つことが出来る。
――――それだけで、もう………
バタッ
「………へ？」
レオが泉に体重をかけて覆いかぶさったのだ。
「れ、レオくんっ！！？？」
レオの体はひどく熱く、そしてぐったりとしていた。こんな姿は泉にしては何度も見ていた見慣れた光景。
空気はすぐに打ち砕かれる。世界は、味方をしてくれない
「また、痛いの？」
「………」
答えない。ただ、泉を見つめるだけ。
「待ってて、今誰か呼んでくるから…っ！」
「まて………」
泉が、立ち上がった時レオは手首を掴んで引き寄せた。
また、シーツに埋もれる。
――ただ違うのは、レオの腕の中ということ。
「大丈夫だから……そばにいてくれ。」
「………無理しないでよ」
酷く困惑する彼女に、レオは力なく笑った。
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アヤ*(プロフ) - ゆりりあさん» あぁ！もう元気でました（泣）本当にありがとうございます！りっちゃんもありがとう！愛してr((更新頑張ります (2018年2月3日 18時) (
レス) id: 6d7c3046ee (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりあ - 凛月「アヤ〜♪がんばぁれ〜応援してるよ。だぁいすき♪」 (2018年2月2日 19時) (レス) id: b4acc91cdf (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりあ - ありがとうございます。更新頑張ってください！りっちゃんのことがこの小説のおかげでもっとすきになりました！ (2018年2月2日 19時) (レス) id: b4acc91cdf (このIDを非表示/違反報告)
アヤ*(プロフ) - ゆりりあさん» コメントありがとうございますっ！りっちゃんのデレデレは私も大好きです！、たまにかっこいい1面もまたいいんです…！ぼちぼち更新ですが、気長に待って貰えたら嬉しい限りです！ (2018年2月2日 18時) (レス) id: 6d7c3046ee (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりあ - りっちゃんのデレデレ大好きなのでこの小説すっごい好きです！ (2018年2月2日 10時) (レス) id: b4acc91cdf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アヤ* | 作成日時：2018年1月22日 17時
