part.43 ページ46
th side
______ th「待たせてごめんね？テテが迎えに来たよ。
Aちゃんのテテだよ。」
『やぁ、離して……！』
th「だーめ。もう二度と離さない、逃がさない。」
あはは、きっとジョングギに怒られちゃうなあ。
でも先に僕のものを奪ったのはお前だもんね。
・
・
・
僕たちのコンサートに向けての仕上げは、翌日からすごく忙しくなった。
目まぐるしく流れる時間に、僕たちの体力もなかなかついていかない。
でも、夜にはVライブをしてファンとのコミニュケーションをとらなきゃいけない。
もう休んでる暇なんて文字通り無くて。
「「かんぱーい！」」
コンサートの前日、マネヒョンがゆっくり休むように言ってくれて久しぶりにメンバーとお酒を飲んでゆったりした時間を過ごしたんだ。
僕はお酒に弱いのを自覚してるから、かなりセーブして楽しんだ。
無事、酔いつぶれた僕とユンギヒョン以外のみんな。
ユンギヒョンももうほぼ寝てるみたいなもんだ。
th「やーみんな〜せめて自室に帰ってよ〜」
jm「てひょあ〜連れてって……おぇ、吐きそ、」
th「あーもー！1人ずつ連れてくよ！ユンギヒョンは自分で帰ってね！！」
僕の部屋だったから、みんなを自室に運んでいく。
僕だって少しは酔ってるからしんどいのに。
jk「ヒョン〜、俺はこの部屋、泊めてくださ…おぇ、
動いたら、しぬ、……」
th「あーわかったわかった。ベッドも使っていいよ。」
jk「ぁ、でも……部屋、……戻らな、いと……」
th「もう寝てるし、」
寝たジョングギをベッドまで引きずって僕はまずシャワーで汗を流す。
th「あ、そうだ…」
お酒で高揚した気分と、それ以上に所有欲。
僕を動かすにはその2つで十分だった。
ジョングギが寝たのを確認して、ゆっくりと部屋の外にでる。
部屋はすぐ隣で鍵も無防備に僕の部屋に置いてあった。
鍵を回す手が震えるのがわかる。
それが罪悪感からなのか、緊張からなのかはわからないけど。
ｶﾁｬ
『…すー……すー……』
th「……………！
っ、〜ぅ、A、ちゃ……」
ベッドの上に丸まって寝てる、愛しい子。
ずっとずっと逢いたかった子、僕の全身が求めてる子。
手を伸ばしたら触れられる距離にいる。
こんなにも君はそばにいたんだね。
その姿を目にしただけで、涙が溢れて止まらない。
ほんと、愛してるんだよ。こんなにも。
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アや(プロフ) - やばいですめっちゃ楽しみです続き！！ (2022年1月7日 3時) (
レス) @page46 id: df745531ec (このIDを非表示/違反報告)
きら(プロフ) - ほんとに続きが楽しみです！！！ (2021年12月28日 7時) (レス) @page38 id: 6b33558517 (このIDを非表示/違反報告)
天使と恐竜に惚れたﾖｼﾞｬ(プロフ) - いつもお話読ませていただいてます(^^)とってもこのお話大好きです！！グテが主人公ちゃんを取り合いしそうでキュンキュンします♡どちらにせよ愛される主人公ちゃんが可愛すぎます！お話更新待ってます！ (2021年12月14日 7時) (レス) id: 4e64304b7c (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - この時点でキュンキュンしてます！どうなるのか、、楽しみです！😊 (2021年11月30日 23時) (レス) id: 32682f4dc0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rr_jk1 | 作成日時：2021年11月29日 4時
